KENNETH FIELD 2021aw V6P

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1960年代、激動のカウンターカルチャーの時代を生きた”ジョン・レノン”

米軍のOG-017カラーのミリタリーシャツを身に纏う背景には、”WAR IS OVER”のメッセージ、反戦への思いが込められていたそうです。

音楽だけではなく様々な分野において影響を与えた彼の活動、そしてファッションに感銘を受け、KENNETH FIELDからミリタリー アイテムが登場しました。

当時のこのカルチャーが生まれたきっかけである”ベトナム戦争”にフォーカスを当てて。

ベトナム戦争時に、アメリカ軍に支給されていた”JUNGLE FATIGUE PANTS”を汲み取った一本。

当時の素材・ディテール、シルエットそのままに。
敢えて直球で製作されたミリタリーパンツです。


熱帯地域用の戦闘服として開発されたている為、通気性・速乾性に優れた素材が使用されていました。

KENNETH FIELDがベースにしているのは、4th Type のコットン100%のリップストップ素材のものです。

細かいディテールも当時のミリタリー物と同じ仕様に。

左カーゴポケットの中にも一つポケットが付属しているのですが、その仕様までも再現しています。

サイドアジャスター、裾のドローコードの仕様、ポケットのディテールもオリジナルに中実に。

唯一変更している点は、股上を少し深く設計している点と、リップストップの生地を少し厚めにしています。

オリジナルは熱帯地域で対応出来る機能を追求していますが、KENNETH FIELDでは、シーズンレスで履ける事を考え、肉のあるリップストップ生地を採用しているのです。

COLOR OD
SIZE S / M / L
PRICE ¥24,000+TAX

サイズの作りも(ウエスト・レングス)ミリタリーと同様のサイズスペックになっています。

S= SMALL / 27inc〜31inc / SHORT LENGTH
M=MEDIUM / 31inc〜35inc / REGULAR LENGTH
L=LARGE / 35inc 〜39inc / REGULAR LENGTH

軍パンと言えばアメリカ軍のカーゴパンツ。
洋服に興味を持ち、古着屋さんに通い始めた時に一番最初に購入したのが、米軍のパンツでした。

今では希少価値が高く中々市場では見かけないですが、いつ見てもやはりこのオリーブカラーの軍パンは履くと落ち着きます。

良くも悪くも【KENNETH FIELD】らしくない一本。

当たり前に履いていたミリタリーパンツも、冒頭のストーリーを聞くとまた色々な妄想が膨らみます。

当時の時代背景やカルチャーといったメッセージが隠されたミリタリーパンツ”V6P”

ここからは僕の独り言…

洋服に限らず、流行というのはどの時代、何時でも発生するもの。

現在の流れから逆行しているようで、実は再度見つめ直している物作り。

今アメリカに目を向ける事が、冒頭の話カウンターカルチャーに通づる行為だったりするのかな…

なんて妄想しながら、このベトナムパンツに足を通してみようと思います。

ARCH 宅見