Aldenと相性抜群の”ジーンズ” COALMINE GUARANTEEDとは
遂に今週末に迫りました
Arch Sapporo 20th Anniversary Event Vol.3
今回初開催となる、”COALMINE GUARANTEED ORDER EVENT”
沢山のお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。
イベント開催にあたり、COALMINE GUARANTEEDデザイナー、SANTASSÉ代表の大貫達正氏にお話しを伺いました。
Q.
COALMINE GUARANTEED(コールマインギャランティード)
ブランドスタートのきっかけとは?
大貫氏
A.
幼少期から好きなデニムとの出会いにより、憧れのファッションデザイナーとして活動できるようになりました。
正直もう洋服はたくさん持っているし、中途半端なものはもういらない。
それなのに日本製でクオリティの高いモノづくりが出来難くなりつつあるこの時代に、自分の原点であるデニムを用いて、創る意義を持った存在すべき理由がある日本人としての性質を活かしたジーンズメーカーが創れたらなとずっと思っていました。
でも好きなデニムはビンテージであって、 通常の生産背景ではビンテージの概念を超えるデニムが作れないことを知っていました。
それもあってデザイナーとして長年活動してきましたが、ビンテージを目指したそのまんまのレプリカデニムを作ることはしませんでした。
せっかく作るのであれば新しい価値観に進化させてモノづくりをして行こうと。 そしてやっと出会えたのが岡山県児島市で一人で工場を構える鴨川陽介氏の存在でした。
彼となら言い訳せずにビンテージを超えるデニムを生み出すことができるであろうと。
しかしコンタクトを取ろうとしたところ、 なかなか会ってもらえず、意を決してどこに工場があるのかわからないまま、児島まで足を運び、無理やり会ってもらうところから時計の針が動きだしたように思います。笑
そこから5年間しつこく通い続け毎度のこと口説いて、、、
またその行動に共感してくれたLVCを日本に上陸させた大坪洋介氏が伝統を伝承する活動に参加いただき、 SANTASSÉ MUNIのOPEN日に合わせて 企画生産を進行し、最も美しい唯一無二のCOALMINE GUARANTEEDが誕生しました。
この先ずっとデニムはファッションであり、洋服には変わりありませんが、 日本人がデニムの価値を高めたことは言わずもがな、きっとデニムは今後、日本にとっての伝統工芸品として移り変わると思っています。
そのストーリーや概念をたくさんの人達やまだデニムカルチャーに触れたことのない若い人達にも文化を絶やさないよう伝統を伝承していくことを死ぬまでやり続けると決めた、男達のロマンが詰まったジーンズメーカーです。
Q.
貴重なブラックミシンを15台所有するという事だけでも驚きなのですが…
15台のミシンを使用してジーンズを製作するというのには、何か訳があるのでしょうか?
大貫氏
A.
鴨川陽介氏が所有する100台以上の鉄製の黒いミシンの中から、
某デニムブランドが当時使用していたメーカーと品番のミシン15台を使用して製造しています。
なぜその15台を使用しているかというと、
本来ジーンズを縫う箇所に対して、
そのためだけに作られ、その使用目的に必要な一台一行程の機能しか備わっていないミシンなので、調整や扱う技術によって綺麗なステッチワークが生まれるからです。
さらに鴨川陽介氏の手にかかると、
芸術的で最も美しいステッチピッチが生まれるので、鴨川氏が自らメンテナンスし、設定したその鉄製の黒いミシン達を使用しています。
もちろんビンテージの価値としてもカッコ良さとしてもありますが、
なにより機能美として使用しています。
(主にシンガーとユニオンスペシャルのみ)
お話しをお聞かせいただき、ありがとうございました。
このお話しを聞きさらに拍車がかかり、何をオーダーするか僕自身楽しみでしかありません…。
既に気になるモデルがいくつもあり、今回はどれにしようか。
次回のブログでは、各アイテムの詳細をご紹介いたします。
ぜひ、楽しみにお待ちください!
Arch 荒
Alden TRNK SHOW
×
COALMINE GUARANTEED ORDER EVENT
2024.07.05 – 07.07
Arch SAPPORO
<札幌市中央区南3条西8丁目11-4第一ビル1F/2F>