SINGLE RAGLAN COAT Ⅱ
“SINGLE RAGLAN COAT (シングルラグランコート)”

きっとこのブログを読んでくださっている皆様は、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
“シングルラグランコート”は60年代に製作されていた、某B社の一枚袖のコートがモチーフ。一般的に “ステンカラーコート”や”バルマカンコート”といった形のコートですが、一枚袖の特徴を表す「One piece, single raglan 」といったピエール・フルニエ氏(アナトミカのディレクター)の言葉から、今では「シングルラグラン」と呼ばれるようになったそう。実際にピエール氏は「某B社が今でも当時のようなコートを製作していれば、アナトミカの “シングルラグランコート”は必要ない」とのこと。ピエール氏の審美眼によって再構築されたコートはクラシックでありながら、どの時代にも新鮮に感じられます。

その中でも”SINGLE RAGLAN COAT Ⅱ”と呼ばれるモデルはツイード素材とギャバジン素材のリバーシブル仕様。今シーズンは、100年以上続く英国の老舗ミルの千鳥格子のツイード素材。肉厚なのにしなやかな柔らかさを備えており、歩いた際のドレープ感がとてもエレガント。クラシックな織り柄ですが、ブルーのラインが良いアクセントになっており、様々なコーディネートで合わせていただけます。

360度どこから見ても綺麗な Aラインは、ピエール氏によってミリ単位で計算された究極のシルエット。


肩に縫い目のないシングルラグラン仕様により、体格やインナー問わず綺麗なラインを描きます。

ポケット部分は “WALKER SYSTEM (ウォーカーシステム)”と呼ばれる、通常のポケットに加えて貫通ポケットがついた仕様。これによりインナーやボトムスのポケットにもアクセス可能に。

ギャバジン素材の面は、高密度に織られたコットンにより高い撥水性を持つため、雨やベタ雪でも快適。カラーは光沢感のあるブラックですので、ビジネスシーンやスーツスタイルでも着用いただけます。



ピエール氏の審美眼によって再構築されたクラシックな一枚袖のステンカラーコート。実はもう1つ呼び名があるのをご存知でしょうか?
3Gコート (Three Generation) 「3世代で着用できるコート」という意味を持つこの言葉は、トレンドに影響されない”確固たるスタイル”と、3世代に渡って着続けられる”丁寧なモノづくり”を意味します。一見、普通のステンカラーコートと見られがちですが、一度羽織っていただければこの言葉の意味を理解していただけるかと思います。

まだまだお伝えしたいポイントは沢山ありますが、文面では中々上手く説明できないので(笑)、この続きは店頭にてお話しさせてください。
ARCH STELLAR PLACE 本間