ヴィンテージのミリタリーパンツやワークパンツをベースとしながら、どこかモダンな雰囲気を感じるKLASICAらしいボトムスが、2本入荷してきました。

まず１本目にご紹介するのは1960年代のイギリス軍、コンバットトラウザースがデザインソースになっている「1960C-TWILL」

オリジナルはランダムに配置されたポケットや大きめのベルトループ、ゆったりとしたシルエットが特徴のミリタリーパンツです。
デザイナーの河村氏も普段から愛用しており、とてもお気に召されているパンツで今回の1960C-TWILLはKLASICAの解釈で生まれ変わったアイテムになります。

生地には、高密度に織られたコットンツイルを使用。
60番双糸をかなり強く打ち込んでいるため、高密度のせいで縫いづらいと工場が嘆くほどのもっちりとした触り心地です。

オリーブながら抑えられた生地の色味とテーパードの効いたシルエットのおかげでミリタリー特有の土臭さを良い意味で軽減してくれています。

軍パンが欲しいけど野暮ったすぎるのは抵抗があるという方には、是非一度穿いていただきたいです。

長めに作られた裾丈はワンクッションに切って穿いていただいてもいいですが、ロールアップして穿くのが今の気分です。

今時期ですとレザーサンダルなどを合わせて、秋口には上にブラックやネイビーのジャケットを羽織り、ロールアップしてブーツなどを合わせてもかっこいいと思います。

続いてご紹介するのはボリュームのあるストレートシルエットが特徴のGARNER。
かなり太さはあるものの細かなディテールやパターンによってスタイリッシュに穿けるパンツです。

パンツ１つで存在感があるので軽装になりがちな今時期でもシャツやTシャツ一枚でも不思議と決まってしまいます。

深めに入ったタックや大きめのドローコードのおかげで他のパンツとは一線を画した作りに。
タックとポケットを被らせるという、普通ならばアンバランスになってもおかしくないデザインですが、絶妙なバランスによりとてもエレガントに見えます。

裾部分にはミリタリーパンツなどに見られるアジャスターも付属しているので、合わせる洋服によって絞って穿いてもいいですね。

ベーシックな軍パンやワークパンツとは一味違ったKLASICAの1960とGARNER。
ワードローブにあると間違えなくコーディネートの幅を広げてくれる一本だと思います。

Arch STELLAR PLACE　曲木

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