THE WORKERS CLUB

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洋服には沢山の時代背景やルーツを持つアイテムが多く存在します。

洋服が持つ魅力は純粋な見た目だったり、その時代や作られた背景を知る事で好きになったり、惹かれる理由はそれぞれにあると思います。


ある時、芸術家たちはそれまでの芸術手法を否定し、工業的な実用物を使い、装飾性よりも機能性が重視された作品を生み出します。

その中心人物の一人でもある、アレキサンドル・ロトチェンコ
彼もまた芸術が「生活とともに機能する 」ことを追求し続け、活躍しました。

“THE WORKERS CLUB”

THE WORKERS CLUB(ザ ワーカーズクラブ)は、 その構成主義とアレキサンドル・ロトチェンコの理念に影響を受けています。

労働者階級の為に作られた「労働者クラブ =Workers’ Club」が名称の由来です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ABOUT_US.jpg
THE WORKERS CLUB Official Site より引用

TWC(THE WORKERS CLUB)は、2015年にアダム・キャメロンとシャーロット・キャメロン夫妻によって設立されました。

ロンドンのシティから凡そ100km離れたBlewbury(ブリューベリー)にアトリエを構えています。

キャメロン氏は、Burberry, Dunhill, DAKSといった伝統的な英国ラグジュアリーブランドでデザイナーを務め、独立後はコンサルタントとして、映画「キングスマン」のウエアデザインを担当しています。

ビジネスパートナーでもあり、妻のシャーロット氏は、ハイストリートブランドで20年以上デザイナーを務めており、2人の培ったとても幅広い経験からTWCの洋服は生み出されているのです。

TWCの洋服は、紳士服を定義する上での2つの柱であるミリタリーとワークに必ず由来しています。

アダム氏の理念として掲げているのが、
「全てのディテールには正当な理由があり、機能しなければならない。」

華美なデザインではなく、シンプルかつ機能美を追求した洋服を生み出し、その中でも特にアウターウエアには強く拘りがあり、基本的にはアウターウエアをメインに製作しています。

生地選びは入念に行い、英国の生地メーカーは勿論、様々の国の生地に着目し、その中で最高の生地を選定。

老舗のジップメーカーの採用や英国ボタンメーカーでオリジナルでボタンを開発するなど、パーツひとつひとつにもそのアイデンティティが詰まっています。

英国生産を拠点に貫きつつ、柔和な考えでパズルのように組み合わせ、究極のメンズワードローブに必須なアイテムを作る事を目指しています。

昨年の秋冬シーズンから日本国内でのコレクションを本格的にスタートしたのと同時に、市電通りでも展開し、私共もすっかり虜になってしまいました…。

洋服自体が持つ格好良さは勿論ですが、一時的なファッショントレンドに逆行することに誇りを持つその思想に惹かれています。

後日アイテムの詳細をご紹介しますが、まずは、是非店頭でご覧になってください。

ARCH 市電通り 荒

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