DRESS & ARCHIVES BLAZER
今日は、明日8月25日(金)に発売となる”DRESS & ARCHIVES”のブレザーをご紹介いたします。
このブレザーを製作した経緯については、前回のブログに書いていますので、ぜひご一読ください。
DRESS & ARCHIVES
BLAZER
Color Navy
Size 46(S), 48(M), 50(L), 52(XL)
Price ¥110,000(inc tax.)
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1950年代にBRITISH RAILWAYの車掌が着用していたと思われるユニフォームから着想を得て製作したブレザー。
以前製作したFOX AIRのスーツ、HARRIS TWEEDのジャケット同様に、日本国内でも数少ない、ハンドテーラーリングを多用するスーツ工場に製作していただきました。
普遍的なアイテムであるブレザーに独自の解釈でキャラクターを持たせ、唯一無二なブレザーを目指しました。
一番の特徴となっているのは、BRITISH RAILWAYのユニフォームを参考にした、緩やかなカーブを描く独特な表情のラペルです。
パッと見は普通ですが、よくよく見ると程よい個性を感じさせる、やり過ぎ感のない絶妙なバランスに仕上がっていると思います。
素材は、創業100年以上の歴史を誇る織物工場による日本製の高密度「カバートクロス」を採用しました。
ブレザーの代表的な素材と言えば「サージ」ですが、よりドライタッチで織目がはっきりとしている「カバートクロス」を用いることで、ドレスとワークの中間のようなユニフォーム感が強いイメージを表現。
ワーク感のある生地感は、ジーンズや軍パン、チノパンなどのARCH的な定番ボトムスとの相性は抜群です。
ボタンは、弊社オーナーの山内がパリでデッドストックのボタンが大量に眠る倉庫へANATOMICAのピエール氏と一緒に行き、時間をかけて見つけた物です。
イギリスのヴィンテージをデザインソースとして製作したブレザーにフランスで見つけたボタンを組み合わせる、というのもARCHらしいミックス感だと思います。
腰ポケットはフラップポケット、胸ポケットは箱ポケットの仕様で、3パッチポケットのアイビー的ブレザーよりもドレッシーな印象を意識したデザインにしています。
そして、英国の古き良き時代のイメージを大切にしながらも今の着こなしにフィットするよう、パッドを使わず柔らかな「ナチュラルショルダー」で仕立てているのも特徴。
また、フロントは上2つ掛けですが、真ん中1つ掛けでも着用できるようにラペルの返り位置を低めに設定していますので、着こなしによって変化を付けることができます。
Knit… John Smedley
Bottoms… Soundman
Shoes… Crown
Shirt… Dress & Archives
Necktie… Drake’s
Bottoms… Arch
トラウザーズと合わせてタイドアップしたスタイルにはもちろん、カジュアルなパンツやカットソーを合わせて着崩した着こなしにもばっちりハマります。
ここでご紹介している着こなしはほんの一例で、ブレザー最大の魅力はその懐の広さにあると思います。
とてもコーディネートの幅が広く、様々な着こなしが楽しめますので、この一着を通してジャケットスタイルの魅力を感じていただけると嬉しいです。
ARCH 市電通り 川上