KENNETH FIELD 23FW “BESPOKE HARRIS TWEED” WINDOWPENE
“BRITISH COUNTRYSIDE”(ブリティッシカントリーサイド)
23FW KENNETH FIELDが掲げるコレクションテーマ。
本日は、そんな今シーズンのテーマ象徴とするアイテムとして、KENNETH FIELDがHARRIS TWEEDにBESPOKE(特注)依頼をして製作された、
“2B UNCON BOX POCKET HARRIS TWEED WINDOWPENE”のご紹介です。
・
農民の防寒着として生まれたスコットランド・アイルランド地方の伝統的な毛織物である”ツイード”。
農家の防寒着から、貴族たちが釣りや狩猟の際に着用する”カントリーウェア”へ格上げされ、
現代では秋冬シーズンに必要不可欠な生地、そしてアイテムとして地位を確立しています。
世界三大ツイードとして上げられるのが、
“ハリスツイード” “ドニゴールツイード” “シェットランドツイード”。
中でも世界で唯一商標登録されているが、今回KENNETH FIELDがビスポーク依頼をしたHARRIS TWEEDです。
HARRIS TWEEDは、イギリスの国家制定法によって守られている世界唯一の生地で、生地を織りあげる島や、使用する原料(ピュアヴァージンウール)が指定されており、HARRIS TWEEDを織り上げるのは、島の織り手の自宅とし、全て人力による手織りである。という定義が定められております。
条件を満たしたものだけが、最終的に商標登録である検印が押され、”HARRIS TWEED”と名乗る事が許されます。
HARRIS TWEEDの生地を織り上げる地は、アウター・へブリティーズ諸島。原風景を感じるカントリーサイドです。
HARRIS TWEEDが持つ、3つのミル(紡績工場)で、染色、紡績をし”原毛”から”毛糸”へ。
その毛糸が島の織り手の自宅で丁寧に織り上げられ生地が完成します。
KENNETH FIELD草野氏が思い描く理想のツイード生地を、HARRIS TWEEDが形にした、KENNETH FIELD BESPOKE HARRIS TWEED WINDOWPENE
山や海といった英国カントリーサイドの原風景を彷彿とする配色。
オリーブカラーにブルーのウィンドーペン。
ブルーのウィンドーペンは、KENNTHE FIELDが提案し続ける”シャンブレーシャツ”とのコーディネートをイメージしたものです。
そんなメモリアルな生地は、KENNETH FIELDが今年から提案している2B UNCON BOX POCKET型へ落とし込まれます。
チンストラップやボックスポケットなど、英国発祥のハンティングウェアの要素が色濃く反映された、2つボタンの”スポーツコート“。
タッターソールチェックのシャツ、チャコールグレーのウールトラウザーを合わせた英国調なスタイルや、
デニムやシャンブレーシャツ等、アメリカンなアイテムとも楽しみたいスポーツコート。
オリーブのツイードジャケットに濃紺5poket jeansは、相性抜群です。
ここでもブルーのウィンドーペンが効いてますね。
真冬シーズンは、マウンテンパーカーや、ウールのコート。
今シーズンのKENNETH FIELDラインナップにあるREDのアイテムとのレイヤードも是非お楽しみください。
・
80年代以降、アメリカのブランドが提案していた、ブリティッシュアメリカンスタイルは、
それまでのアメリカンスタイルをベースとした上で、
英国のディテールや素材、柄を取り入れるという、アメリカ人が新た生み出したスタイルですが、
今シーズンのKENNETH FIELDが提案するスタイルは、80年代以降のブリティッシュアメリカスタイルを経験した日本人が新たに生み出した、
英国にルーツを持つジャパニーズアメリカンなスタイルなのです。
英国で生まれたHARRIS TWEEDですが、現代の主なマーケットはアメリカと日本。
そして、2012年からは日本が最大マーケットとなっているというのも面白い話しです。
ここ日本から、伝統ある”文化を継承”していきます。
•
2B UNCON BOX POCKET HARRIS TWEED
是非店頭にてご覧下さい。
•
ARCH TOKYO
町田
Instagram : ricky_m1023
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通信販売対応も承っております。
・ARCH OFFICIAL ONLINE SHOP(https://shop.archstyle.tv)
お問い合わせの際は下記までご連絡下さいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・