KENNETH FIELD “60s SPORTS COAT & 1P TROUSER & GUIDE CAP” FOX FLANNEL
先日ご紹介した、KENNETH FIELD “50s SPORTS COAT & 2P TROUSER” FOX HERRINGBONEに続き、
本日は、60s SPORTS COAT & 1P TROUSER” FOX FLANNELのご紹介を。
《 FOX FLANNEL 》
Made in The West of England
FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)社は、イギリス南西部のサマセット・ウェリントンにて1772年創業という、
非常に長い歴史を持つミル(機屋、織物工場)。
様々な織物を生産していますが、ウィンザー公やウィンストン・チャーチル、ケーリー・グラントらの著名人からも愛され、
1950年頃までは商標も保持していたという「フランネル」は、特に高い評価を誇ります。
いま現在も創業当時からほとんど変わらぬレシピを用いて織られ続けており、
サヴィル・ロウを始めとした世界中の名門テーラーで扱われているのです。
50’s SPORTS COAT同様、フル毛芯で仕立てた
KENNETH FIELDオリジナルパターン。
肩パット無しのナチュラルショルダーに、絞りの少ないボックスシルエットは
60年代のアメリカのスポーツコート代表する大きな特徴。
胸は直線的な見え方をする箱ポケット、腰はパッチアンドフラップ。
ナローなラペルにステッチの無い仕様となっております。
50年代から60年代前半頃のスーツのトラウザーを
ベースに製作された1P TROUSERS。
サイドシームが体のラインに沿うように立体裁断でパターンをとっており
立ち姿はもちろん、動いていても美しいシルエットを保ちます。
日本人の体格に合うよう、計算し尽くされたシルエットは非常に美しく
スーツとして着用した際の、スポーツコートとの繋がりはもちろん、
ワークジャケットやミリタリージャケットと言った無骨なアイテムと
スタイリングしても、そのシルエットが十分に生きたスタイルに仕上がるかと思います。
Man in the Gray Flannel Suit(1956)
『Man in the Gray Flannel Suit(=グレーフランネルのスーツを着た男)』と言う言葉、アメリカでは将来を期待される者、幹部候補や重役をこう呼ぶそうです。
そもそもは小説のタイトルで、映画化もされているほど。
同期入社に比べて昇進の遅れていた主人公が、「グレーフランネルのスーツをオーダーしなさい(着なさい)」と言う上司のアドバイス・忠告に従い、トントン拍子に出世し始める物語。
物語自体は、TIME誌に勤めていたSloan Wilson(スローン・ウィルソン)による実話で、
彼こそが”Man in the Gray Flannel Suit”の著者であり、ベストセラー作家になるキッカケとなった作品と言われています。
そんな逸話のあるグレーフランネルのスーツをぜひ、ビジネスにはもちろんのこと、特別な日の一張羅としてワードローブに加えて頂ければと思います。
フィッシングキャップをベースにした4枚剥のGUIDE CAP。
本来浅めに作られるアメリカのキャップですが、日本人の頭の形に合うように少し深めに設計されています。
生地には、KENNETH FIELDで定番として採用しているFOX BROTHERSのNAVY FLANNEL素材を使用しています。
バックのベルトには、イタリア・トスカーナ産のバケッタレザーを採用した、
KENNETH FIELDらしい非常に贅沢な素材使いがされたアイテムです。
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いよいよ11月も終盤。
関東もウールフランネルのアイテムが気兼ね無く纏える季節となりましので、
各アイテム、是非店頭にてご覧頂ければと思います。
皆様のご来店お待ち致しております。
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