MOJITO 24AW / ABSHINTH SHIRT

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〈左〉MOJITO / ABSHINTH SHIRT Bar.2.0 flannel print
COLOR / RED
SIZE / L , XL
PRICE / ¥31,900- (inc tax)
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〈中〉MOJITO / ABSHINTH SHIRT Bar.2.0 jazz nep check
COLOR / GREEN
SIZE / M, L , XL
PRICE / ¥31,900- (inc tax)
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〈右〉MOJITO / ABSHINTH SHIRT Bar.3.0 chambrey
COLOR / NAVY
SIZE / M , L , XL
PRICE / ¥41,800- (inc tax)
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MOJITO(モヒート)ブランドとしてもArchとしても核たるオープンカラーシャツ、ABSHINTH SHIRT。
高温多湿な春夏はアメリカンリゾートウェアーとしてのリネンや薄手のコットンがその多くを占めますが、
秋冬になると羽織りのような感覚でスタイリングに取りいれることができるシャツジャケット感覚のようなアイテムに。

重厚なイメージになりがちな秋冬のスタイリングに彩りを加えてくれるシャツなんですよ。

さて今回Arch東京店でセレクトしたのは、
ベージュベースのレッドのオーバーチェックがはいったコットンフランネル、
グリーンのトーンオントーンが特徴的な織りでブラウンのチェックが入った生地、
そしてブランドのコレクション初のとなるコットン100%のインディゴブルーシャンブレーの3つ。
どれもが秋冬のオープンカラーシャツとして存在感のある一着になってくれます。

パッと一目、目を惹きつけられるレッドチェックは生地は中肉のコットンフランネルにプリントが施されたもの。
赤黒のハンティングチェックと対比させた赤ナチュラルの馴染みが良いカラーリング。
ホワイトパンツやチノトラウザースとのスタイリングをお楽しみください。

jazz nepと名付けられたコットンポリエステルのフランネル素材によるネップのふいた生地。
見た目はウールフランネルのような重厚な雰囲気ですが、着心地はまるでコットンフランネルより軽く、柔らかなタッチが特徴です。

グリーンとブラウンで構成されたチェックは、インディゴブルーでスタイリングしたり、ブラウンのコーデュロイでスタイリングしたり、オリーブのミリタリーパンツでスタイリングしたりと同じトーンで合わせて馴染みを楽しんでいただきたい一着。

さて最後のブルーシャンブレー地を紹介する前に、、
先日初めてお伺いしたMOJITO 25SSの展示会でのこと。
MOJITOの展示会にお伺いしたときのこと。

「こちらの商品は来週に納品できます。」とMOJITOデザイナー山下さん。
そのアイテムたるのが、ABSHINTH SHIRT新型のBar.3.0となるシャツ。
展示会場に入る前はガチガチだったものの、初めて見るシャツを目の前に少し気分が和らいだのでした。

シャンブレーシャツに見られる2本針や3本針によるステッチをなくしたら??という発想のもと、新たに製作されたBar.3.0のABSHINTH SHIRT。
襟元や裾、肩の縫製仕様は全て袋縫い、表立ったステッチワークは全て中に織り込まれて製作されています。

US NAVYのシャンブレーシャツを彷彿とさせるネイビーの尿素ボタンは全てMOJITOブランドの別注パーツ。
このBar.3.0にふさわしいサイズ、厚みにて製作。

またこのABSHINTH SHIRT Bar.3.0を特徴づけるディテールの一つが無双仕立てにて製作されること。
日本の着物に見られる表裏を同じ生地で製作する手法で、製作には2着分の生地の用尺を必要とします。
ゆえに肩に乗る生地のほどよい重みが心地よく、これからの季節にも十分着用可能な生地厚。

2枚の同じ生地をあわせて使用することで、
着用と洗濯を繰り返すごとに生地と生地の間に空気が生まれまるで空気を含んだような独特な着心地とシルエットになる、と山下さん。

当店に通ってくださるシャンブレーシャツファンにはたまらない一着です。

個人的にABSHINTH SHIRTを所有していて思うのが、
インナー選びによるスタイリングの幅広さ。

本州の春夏はどうしても着るものが限られるので、
素肌で着用したり、タンクトップやクルーネックシャツでレイヤードしたりと胸元がほどよくあいたオープンカラーシャツは、高温多湿な本州の気候には涼しく快適に過ごせるもの。

秋冬にはなにを合わせよう。
今回セレクトしたシャツであれば、クルーネックシャツはもちろんのこと、
アメリカンアスレチックウェアーなグレーサーマルシャツや、
中肉なスウェットシャツをインナーにシャツジャケットライクに着てもいい。
トランクスを履いていれば正装、なんて言葉はヘミングウェイの言葉なので、
きっと本人からしたら、馴染みがない格好なのかも。笑

山下さんの写真を拝見すると、
よくMOJITOのスリーピングシャツとレイヤードされている姿を見るので、
きっと的ハズレではないはず。
寒くなってきたらグリーンチェックのフランネルABSHINTH SHIRTの上からコートを羽織れば防寒もバッチリなことでしょう。

シャンブレーABSHINTH SHIRTには、ミリタリーシャツ・ワークシャツらしくヘンリーネックシャツもふさわしい。
今から洗い込んだら、来年の春ごろには無双仕立てのポテンシャルが引き出されているころ。
そうなったら生地の風合いの変化とともに手放せなくなるシャツになっているのかな。

いずれにせよ秋冬のスタイリングにそっと彩りが加わるABSHINTH SHIRT。
フランネルシャツの有用性と普遍的なシャンブレー生地をお楽しみください。

Arch東京店 小村