MSG&SONS / WHITE TEE SHIRTS MADE IN U.S.A.

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MSG&SONS / WHITE TEE SHIRTS MADE IN U.S.A.
COLOR / WHITE
SIZE / S , M , L , XL
PRICE / ¥12,100- (inc tax)
【ONLINE SHOPはこちら】

毎年4月,5月ぐらいの時期になるときまってこのシャツの入荷シーズンだな、
と思います。
数年前からMSG&SONS(エムエスジーアンドサンズ)からリリースしているアメリカ製のクルーネックTシャツ。
このブログをご覧いただいている皆様であれば馴染み深いアイテムかと。

店頭で接客させていただいている中で、このTシャツをお持ちいただいているお客様が「これイイね〜」とひとこと。
毎年1着ずつ増やしてくださっている方もいらっしゃれば、
洗濯のルーティーン分まとめてご購入いただく方もいらっしゃいます。

僕もリリースした3年前より愛用している身として、なぜこんなに気にいっているのか不思議に思うことも多々。
このTシャツの良さをとくとくと書き連ねていきたいと思います。

まずTシャツを着る上で着用感を左右する生地について。
さかのぼること原材料、ノースキャロライナの広大な大地で生育されるアメリカンコットンを紡績して織り上げられた生地は、ざらつきのあるドライな肌触り。

かつては当たり前のように存在したアメリカンコットンという素材に
その時代を経験していなかった僕はリリース当初、あまりピンとはきていなかったのですが、
着れば着るほどにその魅力を感じることになります。

現にArchでも様々なブランドからクルーネックのTシャツをセレクトしておりますが、それらどれとも異なる生地の雰囲気。
柔らかくもしなやかでもありながらさっぱりとした肌触り。
生地の密度もちょうどよく肌が透けないほどの厚み、蒸し風呂みたいな本州の夏でも快適に過ごせる生地です。

着用と洗濯を繰り返すことで生まれる綿ならではの素材の膨らみも好きなところ。
ドライなタッチながらも生地表面に生まれる絶妙な起毛感。
これは僕がこの白Tを着ていて感動したところ。
今まで着ていたTシャツにはない感触。
ガシガシに織り込んだ生地でもなくスカスカにゆるい織りでもなく絶妙な生地厚と織りがなすソフトな生地感がクセになるのです。

次に白Tシャツの面構えを決めるシルエット。

幾度とサンプルを製作し試着、パターンに修正を加えサンプル製作、そして試着。
それらを繰り返すことでMSG&SONSが理想とするシルエットの白Tシャツが完成しました。

昨今様々な流行がある中で目まぐるしい数のTシャツがリリースされています。
“極めて普通な普遍的な白Tシャツを探していたら、何が基準なのかわからなくなってしまう”なんてこともしばしば。
そんなお客様にも太鼓判を押させていただきたいのが、この白Tシャツ。
一度試していただく価値のあるものですよ。

また僕が気に入っているところはネックのリブ。

天巾と呼ばれるネックの開きはちょうどよく着用と洗濯を繰り返すことで馴染んでいく。
またリブの細さがこの白Tシャツの特徴。

1枚で着たときのスポーツウェアーとしての角がとれた品の良い佇まい、
シャツやジャケットと重ね着したときのシャツ・ジャケットの良さを引き立てる名脇役。
リブの太さ一つでTシャツの見せ方の幅がこれほど変わるのか、と洋服の経験値としてハッと感じました。

今僕が感じたことをつらつらと書かせていただきました。

この白Tシャツはただものではありません、、

ぜひArch各店にてご覧ください。

Arch 東京 小村