MSG & SONS ベイカーパンツ made in USA
ミリタリー、ワーク、ドレス、スポーツ。
メンズのファッションは大きく分類すると4つのカテゴリーになります。

つまり、この4つのカテゴリーの中でも更にベーシックなモノがメンズファッションの土台となりえるとおもいます。
そして、この4つも国が違えばモノも変わってきます。
アメリカのワークといえばジーンズ。
ブリティッシュワークだとスタンドカラーのジャケット等々。
実は現代の洋服の元ネタとなるモノは基本そこからきているのです。
先日、友人と食事をしている際に、中々うまくスタイルを組む事ができないという話をされました。
私もまだまだ、アパレル業界では素人の歴ですが、ベーシックなアイテムを今揃え続けています。
それが一番スタイルの幅を持たせてくれると知ったからです。

以前のブログにも記載したのですが、私自身、ミリタリーモノをあまり所有しておらず、スタイルにもあまり取り入れた事がなかったのです。
しかし、Archに入社して、最初に購入したパンツはM47。
ミリタリーを手にしてからスタイルの幅が何倍にも広がり、今では休日でもミリタリー頼りのスタイルをする事が過多です。
そして、ミリタリーアイテムにのめり込んだ私が先輩に頼み込み、当社のベイカーパンツを譲り受けました。

MSG & SONS定番として国内にて製作していた「ベイカーパンツ」を”MADE IN USA”にアップデートしリリースです。
1950年代の物に着目、検証しました。

当時のデッドストックをベースに”inch”(インチ)を用いたアメリカ基準でパターンメイキングすることで、
当時のサイズスペックを忠実に再現。縫製はアメリカ軍への納入実績を持つ工場にて行なっています。

ベイカーパンツと呼んでいますが正式には″OG107 UTILITY PANTS″という名称です。
OG107 というのが何かというと、OGはOlive Gleenから107という数字はベイカーパンツに使用されている色のカラーコードからきています。
本来の米軍での使用用途としては、戦闘用にはカーゴパンツがある為ベイカーパンツは工場作業や訓練等、幅広い用途で履かれていました。

つまり、ベイカーパンツはミリタリーでありながらワークパンツとも言える、
ワーク、ミリタリーを網羅するアイテムといっても過言ではないでしょう。

洋服を自由に着れる時代だからこそ、何を着てどの様に合わせるかに迷いやセンスが問われると思います。
しかし、洋服のルーツを知る事で、アイテムの相性が理解できるようになります。

スタッフの着用イメージのように様々な着回しができる有能なパンツをぜひ店頭にてご覧ください。
Arch 松林