Rich’s ORIGINAL BUFFALO PLAIDS
今週末6/18(土) , 6/19(日)にArch SAPPOROにて開催する”Woolrich Authentic Collection Special Event”。
こちらのイベントにて発売する”Rich’s BUFFALO PLAIDS COTTON FLANNEL SHIRT”。
ヴィンテージに存在するウールのCPOシャツをベースに、現代の気候や着用シーンを考慮し、様々な要素を取捨選択され製作されたデイリーウェアです。
昨今の高温多湿な日本の気候を考え、ウール素材をコットンフランネルに置き換えて製作されました。
CPOシャツの肉感は程よく残しつつ、より長いシーズンに渡っての着用が可能、かつ洗濯もでき日常着として扱いやすいシャツに仕上がっています。
コットン生地によるガゼット、オリジナルに見られるボタンや、このコレクションのために製作されたオリジナルの織りネームなど、Woolrichのアーカイヴに忠実なディテールが随所に散りばめられています。
コットンフランネル素材なので洗いこむことでコットン由来のアタリや生地の表情、色落ちも出てきます。
写真は草野氏が約2年間着用したサンプルですが、生地表面や襟先や袖元が色落ちし、生地が全体的にふんわりとなっているのがわかります。
ネルシャツの肝となる肌触りも洗い込めば洗い込むほど、着用を重ねれば重ねるほど良くなっていくというわけです。
Woolrichの長い歴史に寄り添うレッドバッファローチェックとどこかフレンチな雰囲気を感じるホワイトバッファローチェックの2色での展開です。
シーズンやトレンドに流されることのないトラディッショナルなバッファローチェック。
デイリーウェアとして着用するのに適したコットンフランネルシャツです。
以下、Woolrich Authentic Collection デザイナー 草野健一氏。
Original Baffalo plaids、というワードをどんな風にお客様に提案すべきかを考えた時に、前回書かせていただいたポイントを踏まえて再考しました。
当時はウールリッチ ブランドなだけにウールシャツ、ウールCPOシャツがラインナップされていました。まあ当然ですよね。。
③で書かせていただいた事を念頭に置きながら、より多くのお客様に見て、触れていただきデイリーウェアとして「Rich’s original buffalo plaids」を提案する為には、日本人に馴染み深いコットンネルシャツに仕上げる事が、最終的な落とし所でした。
洗濯して、アイロン要らずのコットンネルシャツは、ワードローブの中にあっても違和感の無いアイテム。ウール織物工場を持たないウールリッチ ブランドが過去の製品をリスペクトしながら、これから何十年も作り続ける意味のあるものだと思いました。
そしてネルシャツの肝になるのは、やはり肌触り。アーカイブのウールシャツやウールCPOシャツの生地表面のドライ感も捨て難い要素でした。
前職では、糸の撚本数や経緯打ち込み本数によって出来上がる生地の風合いが変わることを教わりました。何故2本撚りや3本撚りが風合いを左右するのか?生地を触ればタッチが違う光沢感が違うこと、2本撚りであれば細番手の糸が必須で結果的に光沢感が出やすいなど分かったつもりでした。しかし3子撚りについては、根本的な事がわかっていませんでした。
続く
この疑問につきましてはぜひ今週末のイベントにて、、
ぜひ店頭にてご覧下さいませ。
※店頭分が完売の場合につきましては商品代金の50% を頂きましてオーダーという形で承ります。ご不明点等々ございましたら、お気軽にご連絡を頂ければと思います。
Arch 小村
Rich’s BUFFALO PLAIDS COTTON FLANNEL SHIRT
COLOR / RED BUFFALO , WHITE BUFFALO
MATERIAL / 100% COTTON
SIZE / S , M , L , XL
PRICE / ¥28,600- (inc tax)