イギリス軍のオフィサートラウザーズをモチーフとした Soundman（サウンドマン）の Clarke（クラーク）

Arch市電通りでSoundmanを展開していた時は、欠かさずオーダーしており、市電通りに通ってくださっていたお客様、ブログやインスタグラムをご覧になっていた方は、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

市電通りで提案していたブリティッシュベースなスタイルがお好きな方には勿論、Soundman Clarkeをもっと多くの方に履いて欲しい。

そんな気持ちで製作に至ったのが、今回初となる”Clarke Arch exclusive”

Archで展開するアメリカ、フランスとのアイテムとも抜群の相性を魅せてくれる生地…
浮かんだのは、自分がよく履いていた”ブラックデニム”でした。

“デニム”のアメリカらしいラギットな力強さ
”ブラック”デニムというブルーデニムとはまた違うエレガントでどこかフレンチな雰囲気
5ポケットジーンズではなくイギリスの”トラウザーズ”がベース

このミックス感が面白いなぁ…と

その後は自分達で生地を探したり、デザイナー今井氏のご協力を得て…
ようやく納得のゆく生地が見つける事が出来、今回初となるArch exclusive Clarkeを実現する事が出来たのです。

今回、選んだ14ozのセルビッチブラックデニムは、しっかりとした生地感でとても経年変化が楽しみ。

通常、5ポケットジーンズでも13oz前後が多いので、武骨で迫力のある雰囲気に仕上がっています。

ブラックの色味も色々と選択肢はあったのですが、イメージをしたのは、縦糸に黒糸、緯糸に白糸を打っているグレーがかって見える
所謂ヴィンテージブラックデニムの“初期タイプ”

ブラックデニムが退色してきた時の絶妙なグレーのフェード感が堪らなく好きなんですよね…。

BRITISH ARMYのOFFICER TROUSERSをベースに、深い2プリーツインタックが入り、足のシルエットが綺麗に見え、美しいラインを生み出します。

またタックが入ることで、モモ幅（ワタリ幅）に余裕があり、履いていて非常に楽で、ストレスを感じさせません。

私自身がそうなのですが、スッキリしたトラウザーズが履きたくてもノータックだと太もも部分が気になってしまう事が多いのです。

タックの入ったトラウザーズに苦手意識があるという方もいらっしゃると思いますが、是非、一度履いてみる事をお勧めします。

今までの食わず嫌いが思いのほかすんなりと受け入れられて、気づいたら虜に…？なんて事もあるかもしれませんよ。

フロントの持ち出しの内側には、大きな前カンを打ち、補強としての役割を果たしています。

表に見える「カシメ」が目を惹くポイントに。

2プリーツ、フロントどちらも意味のあるディテールですが、それがまたキャラクターともなり、ベーシックでありながらも他には類のないデザインに仕上がっています。

フロント部分に目が行きますが、横、後ろから見た時の見え方が格好良いのもClarkeの魅力なんですよね。

ツイードジャケットやワックスジャケット…

ミリタリージャケット、バッフォローチェックのネルシャツやマッキーノクルーザー…

モダンなデザイナーズブランドの洋服…

冒頭でも触れましたが、市電通りで作り上げたスタイルには勿論、Archで展開するベーシックなアイテム、デザイナーズアイテムとも抜群の相性を魅せてくれます。

裾の処理方法もダブル、シングルたたき、ロールアップなどその方のスタイルによって楽しんでいただければと思いますのでご相談ください。

市電通りからArchに異動してきて初めての別注企画となりました
Clarke Arch exclusive “Black Denim”

多くの方にご覧いただけたら何より嬉しいです。

Arch 荒

Soundman
Clarke（Black Denim）- ARCH EXCLUSIVE
Color Black
Size 36,38,40,42
Price ¥37,400-(inc.tax)