CASEY CASEY
全ての男服にカテゴリー(ドレス、ミリタリー、ワーク、スポーツ)が存在する中で、ヨーロッパのミリタリー・ワークウェアーは、特にARCHが大事にしてきた部分です。
ワークジャケット に、ミリタリーパンツ、足元はレザーシューズというスタイル。
一見、野暮ったく映るかもしれませんが、ワーク・ミリタリーという要素を新しい解釈で表現したアイテムならば、全く別のモノに見えるのです。
2015 年 Free&Easy DAD’S STYLE より抜粋
オーナー山内が、フランス軍のM-47に、CASEY CASEYのジャケットを纏ったスタイル。
このジャケット も、ベースはヨーロッパのワークジャケット。
ですが、素材と色味、シルエットがエレガントな空気を発しています。
このスタイルこそ、ARCHの基盤であり変わらないモノなのです。
CASEY CASEYの洋服が何故、古い洋服と相性が良いのか。
それは、アンティークと呼ばれる古い洋服と同じように、人の手が加わって生産されているからだと思っています。
1930年代くらいまでのフランスのウェアーは、ギャザーやボタンホール、ポケットのカットなどを手作業でおこなっていました。
手塩にかけて作られた洋服には、言葉で言い現せない圧倒的なオーラを纏っていると思っています。
CASEY CASEYの洋服作りのコンセプトに通づる部分があり、だからこそ何の違和感もなくしっくりくるのかもしれません。
ヴィンテージ が好きな僕達が、CASEY CASEYを手に取るのは必然的な気がします。
様々なヴィンテージ、特に軍パンを多く所有しているからこそ、抜群の空気を纏うジャケットが必要なのです。
今季のCASEY CASEYのジャケット2型は、僕らの欲求を満たしてくれるものになっています。
JAK 2PAT JACKET
COLOR BLACK
SIZE S / M / L
Price ¥154,000
タフコットンと呼ばれる高密度に織られた生地は、良く見るとインディゴ染めが施されています。
既に着古されたようなシワ感と生地のフェード感がなんとも言えない雰囲気を感じます。
ブラックのベーシックな一枚。
程よい肉感の生地は、真夏意外には着用可能な素材に仕上がっています。
空気を含んだような絶妙なシルエットが、CASEY CASEYの最大の魅力です。
このシルエットこそアリそうでないんですよ…
続いては、ハーフコートのようなシルエットであるSUN JACKET 。
既に色が抜けてきている独特の質感は、ワックスが抜けてきたBARBOURの様な雰囲気です。
COLOR OLIVE
SIZE S / M / L
PRICE ¥146,300
肩位置が落ちた仕様と、ステンカラーコートのようなシンプルなデザインが特徴的な一枚。
ゆったりとしたシルエットとは裏腹に、アームはシャツのように細めに設計されています。
ミリタリーオリーブとはまた違った色味。
くすんだオリーブの色味がまた、男臭くてたまらないのです。
CASEY CASEYを着ると、無駄なお洒落をしなくて良いというか…
ジャケットが持つ存在感でシンプルな装いでいれる…言葉にするが難しいのですが笑
軍パンやジーンズにCASEY CASEYのジャケット。
これが究極かもしれません。
ARCH 宅見