FRENCH FARMER JACKET&TROUSER

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このブログを書くにあたって、
Archに入社して三年の自分が書いて良いものか…暫く悩んでいました。

__昔、先輩方がArchの一スタイルとして”パメリカン”というスタイルを創造しました。

「フランス人から見たアメリカのスタイル」というものです。

これは個人の解釈でいうと、ANATOMICAのピエール・フルニエから着想を得ているのだと考えています。

こう着たら格好良いのでは、これはダサい、それを繰り返し今の”Arch style”なるものが創りあげられているのだと日々感じています。

フランスのカルチャーと深く関係のあるArchにおいて、

これまでのオリジナルでフランスをオマージュした洋服は少ないと、このブログを書く時にふと思いました。

Archの真骨頂とでもいうべきフレンチワークウェアのオリジナルが製作され、
この洋服を紹介する為このブログを任された時、

本店という場で書ける嬉しさと自分で良いのかという対極する気持ちがありました。

それほど自分にとってこの洋服はまさにArchを代表する一着だと感じたのです。

Arch / FRENCH FARMER JACKET
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L , XL
PRICE / ¥85,800- (inc tax)

ジャケットは1920年代フランスのsack coatをベースに製作。

このジャケットを製作するにあたってどの生地が一番合うか、試行錯誤の末採用されたのがイングリッシュモールスキンでした。

モールスキンというと、フランスを思い浮かべるのですがこれは所謂英国のモールスキン__

英国のウェストヨークシャー州カルダー渓谷に拠点を置く老舗のファブリックメーカーである”Brisbane Moss” の生地を採用。

コットン100%なのでこの秋にはアウターとして、冬にはコートを上から羽織っても嵩張りや重量感等も気にせず着用可。

Arch / FRENCH FARMER TROUSERS
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L , XL

PRICE / ¥41,800- (inc tax)

Trouserは1940年代のフレンチワークパンツをベースに製作。

生地はジャケットと同様、Brisbane Moss (ブリスベン・モス)の生地を採用。

軽すぎず重すぎないオンスと肌触りの良い生地、セットアップで所持しているとつい多用してしまう程、ちょうど良い一着です。

JACKET、TROUSER共に単品での着用も可能です。

M47 trouserや5ポケットジーンズ、フライトジャケットやGジャン。

インナーにはJOHN SMEDLEYのハイゲージニットや、ヘンリーネック、FANNI LEMMERAYERのカーディガンやビーチクロスベストにキャスケットを被って…

冬にはどんなアウターを着ようか…なんて考えていたら、いつの間にか私個人も購入していました。

少し着慣れたようなシワ感が欲しかったので、浴槽に水を溜めて空気を抜きながら10分程浸し、ねじれ過ぎないよう気をつけながら弱く絞り一日干してから着用。

新品とはまた違う表情に満足していますが、これから履き皺をつけてさらに自分だけの一着へと昇華して行くのが楽しみです。

2024年9月27日(金曜日)より発売開始__

Arch 柳田