Alden / PENNY LOAFER SNUFF SUEDE 6221L

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当ブログのご覧の皆様こんにちはArch sapporoの柳田です。

今回はVAN ラストのペニーローファー(6221L)についてご紹介いたします。

ハリウッド俳優のポール・ルーカスが米国の二社にビスポークで手に入れたタッセル付きの紐履を気に入り、もっと格好良い靴を求めてオーダーをかけ、

Aldenに偶然二社がその件を依頼し、タッセルローファーが誕生したのは有名な話。

その際に用いられたのは現存するAldenの木型において最も古いアバディーンラストでした。

Paul Lukas

ローファーのラストで有名な木型としてもう一つありあります。
それがVAN LASTです。

“VAN LAST (バン ラスト)”の特徴として、

①つま先が垂直に立ち上がっている
②モカシン専用のラストで、モカが綺麗に乗るように出来ている
※モカシンとはもともとアメリカの先住民が履いていた、一枚の革で足を包み込むようなスリッポンタイプの靴
③踵の食いつきが良い
④捨寸が短め
⑤ストラップ位置が1/4インチ後方へ移動させるなど細部に至る変更を行い、多少の負荷を我慢しサイズを下げて、ダウンフィッティングを行わずとも快適に履ける。

以上の特徴から日本人の足にも合いやすい木型ということが見受けられます。

またバンラストは
1930年代に開発された木型を何度かフィッティング面などを改良して、1950年代にモカ(縫い)が乗りやすい木型に完成させたという誕生の歴史があります。

甲周りはライニング(裏地)を付けないUNLINED仕様を採用。ライニングを省くことでアッパー1枚になり、上質な銀付きカーフスエードが持つ革本来の柔らかさ、足当たりを直接体感でき、よりストレスを感じず履けるのが特徴です。

さらに、返りが良いフレックスインソールとレジャーⅢラバーソールを搭載。UNLINED仕様とのコンビネーションは抜群で、吸い付くようなフィット感とよりソフトな履き心地は抜群です。

アメリカントラディショナルを代表するペニーローファー。

思い描く理想のスタイルには妥協した一足より、履き心地も含めた機能美の最高峰を是非。

柳田

ALDEN
6221L UNLINED PENNY LOAFER CLONE STITCH
LAST : VAN
LEATHER : CALF SUEDSE
SOLE : LEISURE III
WIDTH: D 
SIZE 7/ 7H / 8 / 8H / 9 / 9H / 10 / 10H
PRICE : ¥153,000 + tax

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