近年、ヨーロッパでは伝統的な靴製造業者が人員削減や廃業、あるいは工房や工場の海外移転により、伝統的な製造ノウハウまでもが失われつつあるそうです。

自分たちを取り巻くそういった環境の中で、trippenは品質を落とさず優れた靴を製造することに最も力を入れています。
ドイツの自社工場とイタリアの限られた工房のみで1つ1つ手作業で作られているため、大量生産することは出来ませんが、自分たちの目の届く範囲で納得のいくモノ作り目指すそのスタンスに、靴職人としてのプライドを感じます。

人間工学に基づいた設計のもと、作業工程のほとんどが職人の手によって作られているtrippenのシューズ。
丁寧に作られた1足は快適な履き心地で、（もちろん個人差はあると思いますが）長時間の着用でも履き疲れしません。
trippenでは種類豊富な”ソール”とそのソールに合った独創的なたくさんのモデル、”素材”となる革も様々なものを取り揃えており、甲高や幅広、あるいは外反母趾など足に何らかの問題を抱えている方でも、その人にあった1足を選ぶことが出来ます。

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今回のフェアーでは、数あるソールの中から”Closedコレクション”に使用される[Trippen]、[Simple]ソールをメインでセレクトしています。

 [Trippen]

[Simple]

“Closedコレクション”は、取り外し可能なソールとインソールで構成されています。
各ペアには、解剖学的に形成されたコルク製のインソールが含まれており、着用を重ねることで自分の足に馴染んでくる感覚を味わえます。
またラバーソールは接着ではなく、中間のソールとアッパーに縫い付けられているため、長年の着用により消耗してしまった場合にもソール交換をすることが可能です。

[Summer]

今回のフェアでは[Summer]ソールを使用した”Cupコレクション”のモデルも幾つか取り揃えております。

“Cupコレクション”は「素足で歩く感覚を反映させる」というアイデアのもと、モダンなルックスと軽やかな履き心地を実現した人間工学に基づいたシューズを展開しています。
2つに分かれたシェル状のソールユニットは、かかととボール部を安全に保護し、アッパーは軟らかく柔軟です。 また、インソールは足の形になじむように、厚手の（植物タンニンなめし）レザーで作られています。

[Cello]

現在は完売しておりますが当店でも人気の高かった「Cello」というモデルもこのソール。
こちらもフェアに合わせて少量ではございますが確保できましたので、狙っていた方は是非この機会にご覧になってみてください。

上記のコレクション以外にもブーツやサンダルなども入荷を予定しております。
次回はフェア中にご覧頂けるシューズを一部ご紹介致しますので、そちらも是非チェックしてみて下さい。

Arch STELLAR PLACE