HUCKNEY UNION WORKHOUSE（※以下HUW）の代名詞的なアイテムであるフィッシャーマンコート。
一見するとダッフルコートの様にも見えるトラディッショナルな雰囲気ですが、HUWらしいモダンな感性が光る1着です。

Color / Charcoal
Price / ¥58,000-+tax
Material / Deadstock Wool

今回使用されるのはデッドストックのウールメルトン。
柔らかく素朴な風合いが見た目にも温かみがあり、生地そのものにモノとしての良さを感じられる素晴らしい素材です。

フードダウン

ショールカラー

フードアップ

襟の作り方1つでガラリと見え方が変わるのもこのコートの大きな特徴です。
さらにフードをあげるとその独特なシルエットが目を惹きます。
身頃から袖にかけての贅沢な生地使いとドレープ感が多少トリッキーな印象ではありますが、ジャケットの上からでも無理なく着用できる着心地の良さは、サヴィルロウ仕込みの時間と技術を尽くしたパターン製作による賜物です。

僕自身このコートを3年ほど前に購入し毎シーズン擦り切れるほど着こみましたが、まず初めに想像以上の軽さに驚き、着ていく中でその着心地の良さ、使い勝手の良さに気がつけば手が伸びていたような気がします。
ずっしりと重量感のあるコートにももちろん良さはありますが、オーバーコートとして重ね着をするという前提であれば、ある意味ではこのコートの丁度良さは群を抜いているかもしれません。

本来であればこの手のコートはメンズウェアのイメージが強いものではありますが、ドルマンスリーブの仕様であったり、ボタンの合わせを変えることでパートナーとの兼用も考えられた設計になっているのは、財布を握られている世の男性にとっては嬉しい部分ではないでしょうか。笑

昨年はブログでのご紹介を前に一瞬で完売してしまっただけにもっとがっつりとしたブログを書きたいところではありますが、ボリューミーでマニアックな話になってしまいそうなので詳しくは店頭にてお話しさせて頂ければと思います。
ご来店お待ちしております。

Arch STELLAR PLACE 川村