軍パンと聞いて皆さんは、どのような軍パンを思い浮かべるでしょうか？
僕はカーゴポケットが付いた軍パンだとフランス軍のM-47、シンプルなパッチポケットだとアメリカ軍のUTILITY TROUSERS “通称ベイカーパンツ” がすぐに思い浮かびます。

今回ご紹介するアイテムは先述した、アメリカ軍のベイカーパンツです。
約二年前に当社オリジナルレーベルMSG&SONSで登場してからArchのスタイルをカタチ作る上で無くてはならないアイテムとなりました。

以前のBLOGでディティールなどのご説明をしておりますので今回は、実際にスタッフが約二年着用したものと新品を比べて、どのような経年変化をしたのかをご紹介させて頂きます。

上の写真が新品のものと、スタッフが約二年着用したものになります。
パッと見てすぐに気づくのは色の抜け方。
新品のものはグリーンが強いのに対し二年着用したものは、全体的に白っぽく色が抜けているのがわかります。

ステッチはヴィンテージさながらに白くパッカリングが出来ているのがお分かり頂けると思います。
正直なところ、ベイカーパンツは様々なブランドから発売されているアイテムですが、着用した後にヴィンテージのような経年変化を期待できるのは一握りのブランドだと思います。
上記の写真のようにヴィンテージと勘違いしてしまうような当たりが出せるのも実際にオリジナルのベイカーパンツを細部まで研究し、製作したからこそです。

次にスタッフ3人のコーディネートをご紹介します。

私、小見野は敢えて軍モノにデザインベースを持つジャケットを、野暮ったくなり過ぎないようにタイドアップして全体的な印象をクラシックにまとめてみました。そして、足元には春夏らしいWAKOUWAをチョイス。
よりトラッドなブレザーなどと合わせても丁度良く外しになるので、休日のジャケパンスタイルには、この上ない一本になると思います。

私原田は、一見無骨で男らしい軍パンですが、スカーフとANATOMICA のALHAMBRAを合わせることで、きれいめなスタイルにしました。

個人的にベイカーパンツを穿く時は、ボーイッシュになり過ぎないように女性特有のボディーラインを出したいので、ハイウエストで穿くことを意識しています。
トップスはタックインしてベイカーパンツの太いシルエットを活かして穿くのがオススメです。
女性でも穿ける小さいサイズもございますので、たくさんの女性のお客様にも穿いて頂きたいです。

最後に僕曲木は、夏にベイカーパンツを穿くならということを意識してコーディネートを組んでみました。
MOJITOのブルーストライプの夏らしい色味のシャツをタックアウト、コーディネート全体を引き締めるため足元にはALDENの革靴を合わせました。
ベイカーパンツはバックサテンの通気性の良い素材で作られているため、夏にも最適な軍パンです。
今年もワードローブの一軍として大活躍してもらう予定です。笑

いかがでしたでしょうか？
合わせるアイテム、着る人によって十人十色の使い方ができるArch オリジナルのベイカーパンツ。
初めての軍パンにはもちろん、２本目以降のパンツとしても自信を持ってオススメ出来ます。

気になる方は、各サイズの在庫が残っている内に是非一度店頭でご試着下さいませ。

Arch STELLAR PLACE　曲木

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