BONCOURA / 23AW JUST ARRIVALED Vol.1
気づけば10月中旬。
関東では、Tシャツにジャケットやカーディガンを引っ掛けるぐらいの最も外で過ごしやすい気候です。
個人的にその過ごしやすい気候は、ほんの一瞬で過ぎ去っていく感覚。
秋の短さをここ数年で痛感しています。
気づいたら冬に!と感じる前にBONCOURAより今時期着るのにちょうど良いアイテムたちが入荷してきておりますので、ご紹介致します。
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Denim Jacket 1st (写真はワンウォッシュ済)
SIZE / 36 , 38 , 40 , 42
COLOR / INDIGO
PRICE / ¥57,200-inc tax
まずは、BONCOURAが理想とするBONCOURAにしか出し得ない究極の1st型Gジャン。
ベースとなったのは、リーバイス社が手掛けたLot.506XX、別名1st型。
今も現存するGジャンの原型となった形です。
片側のみのフラップポケットにバックシンチといわれる、リヴェット補強されたバックルベルト式のアジャスターを採用。
背中のヨーク部分にも2つのプリーツが設けられ、立体的で動きやすい構造になっています。
そして、生地には長年かけて開発したBONCOURA完全オリジナルのファブリック、別名”イケ綿デニム”を使用。
アイテムごとに糸の番手やカラーを変え、ステッチも今の時代強度を高めるべく、ポリエステルなどの化学繊維を用いることが主流とされていますが、BONCOURAのデニム製品は全て綿糸を使用しています。
着込んでいくと糸がほつれてしまったりなどがありますが、それも味をして捉えて頂きたいですし、綿糸ならではの経年変化も楽しめるのです。
そしてパーツ一つ一つも妥協無く、BONCOURA特注オリジナルパーツを使用。
着込んで行くことでパーツもデニムと同じようにエイジングを楽しんで頂けます。
男らしく、デニムと!といきたいところではありますが、あえて直球すぎずにイギリス由来のグルカパンツを合わせてコーディネートを組んでみました。
インナーにガンジセーターのようなニットを入れてあげることで、秋冬のスタイリングも楽しんで頂けます。
デニムカバーオールとはまた違う雰囲気のデニムジャケット。
VINTAGEですと丈が短く、サイズ感もタイトな物が多いですが、着やすいサイズ感に調節されているので是非トライしてみてはいかがでしょうか。
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Work Shirt Flannel Checked
SIZE / 36
COLOR / BLACK × GRAY
PRICE / ¥37,400-inc tax
次にBLACK × GRAYの配色が目を惹くワークシャツのご紹介。
両胸のパッチポケット、6つボタンのいかにもオーセンティックなアメリカのワークシャツのディティール。
ここまでだと、他のブランドでも良く見かけることがあると思いますが、VINTAGEをベースとしながら、アップデートを加えるのがBONCOURA流。
生地は肉厚なネル地を採用風合いや生地感にこだわったネル地です。
実際に触るとネル生地で、みたことがないようなハリ感と硬さに驚きました。
正しくデニムのように育てるシャツです。
またボタンはオリジナルの尿素釦を使っており、雰囲気を底上げします。
襟部分をはじめ、随所にダブルステッチを施しているほか、ヨークはトリプルステッチと男が着たいと思うワークシャツのディティールを贅沢に盛り込んでいます。
厚みのあるコットンネル生地なので、写真のようなシャツオンシャツのスタイリングも可能です。
入荷してから問い合わせが多く、残り僅かになってしまいましたが、サイズが合う方は是非お勧めしたいアイテムです。
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US Army Work Pants Threne Vat Dye
SIZE / 30 , 32 , 34, 36
COLOR / OLIVE
PRICE / ¥49,500-inc tax
US.ARMY型ワークパンツ。
ヴィンテージシーンで根強い人気を誇りつつも非常に希少なARMY型パンツをベースにした一本。
ポケットの形を直線的にしない点や、尾錠を付き、かつカーゴポケットを付けない点などがBONCOURA流にアップデートされています。
ストレートシルエットのややワイドの太さなので、トップスを選ばず着用できる点も魅力の一つではないでしょうか。
そしてこのパンツの最も拘っているのが生地。
BONCOURAが新たに取り組んだオリジナルミリタリーオリーブヘリンボーン生地を採用。
当時のヴィンテージに採用されていたヘリンボーン素材よりも肉厚かつヘリンボーンの凹凸もあるので、BONCOURA独自のエイジングを楽しんで頂くことが出来る最高の素材となっております。
また、染色方法もスレン染めという当時の軍物に広く使われている染料のみを用いて染色。
インディゴ染料などと同じ、建て染め染料(Vat Dye)に分類されるスレン染めは、一般的な洗剤に含まれる塩素系漂白剤や日光などによる退色に強く、
衣類の染色方法の中で最も色落ちしにくいため過酷な環境で使用される軍物に染色方法として広く採用されていた背景があるそうです。
色が落ちにくいという点では非常に優れた染料ですが、発色の調整をすることが非常に難しく、
熟練した職人でなければ狙った色を出すことが出来ないため、スレン染料100%での染色は昨今では非常に希少な染色方法となっております。
肩線をしっかり合わせて着るジャケットと合わせて、カジュアルさの中にエレガントな雰囲気をプラス。
綺麗なオリーブグリーンは、重たい色味が多くなりがちな秋冬の季節に重宝するカラーです。
貴重なスレン染めを用いたアイテム。
色落ちがしにくいと言われるこのパンツを5年10年と履き込んでいくとどうなるのか、非常に楽しみになります。
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いかがでしたでしょうか。
BONCOURAのデザイナーでもあり、VINTAGEコレクターとしても名高い森島氏だからこそできる数々生まれる名品たち。
特に生地が群を抜いて凄みを感じます。
その妥協のないモノづくりに心を奪われた方は少なくないはずです。(私がそうです。)
BONCOURAのアイテムをお持ちの方は勿論、そうでない方も是非店頭にてお手に取って頂ければと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
ARCH TOKYO 矢部
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