BONCOURA / 13th ANNIVERSARY MODEL
当店ブログをご覧の皆様、こんにちは。
昨日まで開催しておりましたARCH TOKYO WINTER SALE
今年も多くのお客様にご来店頂き、誠にありがとうございます。
ARCH TOKYOでは24SS新商品の入荷と共に、少しずつではありますが、売り場が春夏のお洋服に切り替わってきております。
ついこの前に年を越したばかりなのに、気づけば1月の下旬。
時の流れの早さを感じる今時期になると、個人的に毎年楽しみにしているアイテムが到着致します。
BONCOURAより毎年リリースされるアイテム。
通称”周年モデル”
生地に拘り、全てのアイテムにおいてオリジナルファブリックで手掛けるBONCOURAからリリースされる周年モデルの生地は、
通常のコレクションでは展開することがない、言い換えるならば特別なファブリックを使用しています。
前々回はBONCOURA独自の染めによる新しい黒へと染め上げた通称“KUROGANE”
前回は通常インディゴした綿糸をダック生地で制作するという至難の業を実現させた通称“インディゴダック”
今回はどんな生地を開発したのか…
今回採用された生地は通常BONCOURAデニムに使用されるイケ綿生地を経糸に、
緯糸にはヘンプという、通称麻の一種に含まれる生地を打ち込むことで生地に凹凸が生まれ、これまでにない新たな“BONCOURA DENIM”に仕上がっています。
一般的には経糸にコットン、緯糸にヘンプの糸を入れて織るというのは、生地を痛めつけ、織りキズと呼ばれる組織を崩壊させてしまうという
本来ならば相性が良くないとされる混紡生地なのですが、BONCOURA特注の織り機で織られた生地は正しく唯一無二。
ARCH TOKYOでは昨年の春夏にBONCOURAと別注し、夏にも履けるデニム通称”NO.2デニム”というアイテムをリリース致しましたが、
NO.2デニムよりオンスがしっかりとあるデニムらしい厚みなのにクタッとした柔らかさがあります。
VINTAGE コレクターとしても名高いBONCOURAデザイナー森島氏が
今リアルに着たいと思う生地が形になった周年モデルに相応しいアイテムが完成されました。
是非、こちらは袖を通して実感して頂きたいです。
発売は1/27 (土)
リリース直前ではありますが、店頭では来店してくださったお客様限定でご試着後、予約も承らせて頂きます。
次回のブログでは気になる周年モデルの型、スタイリングをメインにご紹介させて頂きます。
お楽しみに。
ARCH TOKYO 矢部