OUTIL 24AW / CHEMISIER UNIEUX

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OUTIL / CHEMISIER UNIEUX
COLOR / CHARCOAL
SIZE / 3 , 4
PRICE / ¥45,100- (inc tax)
【ONLINE SHOPはこちら】

OUTIL(ウティ)が長年にわたってリリースしているCHEMISIER UNIEUX。
第一次世界大戦前後で採用されたフランス軍のBOURGERON(ブージュロン)。

1800年代後半からフランス軍にて着用されていた作業服であるBOURGERON。
ヨーロッパヴィンテージが広まった今、漠然と”フランスらしい”雰囲気を帯びたBOURGERON。
作業する人のため、人の可動域に合わせたパターンと美麗なシルエットを持ち、
ワークウェアー・ミリタリーウェアー由来の無骨な雰囲気を纏っている。

OUTILのリリースするCHEMISIER UNIEUXは、そうしたフランスのBOURGERONを元に、
ジャケットであったものをシャツとしてご提案。
ジャケットのパターンにモディファイを加えることで、シャツジャケットとしての着用が可能に。

以前にもフレンチアンティークの生地を参考にしたものや抜染の加工を施したものなど、様々な生地にてリリースされてきましたが、
今回りリースされたものはArchで製作された縁深い素材です。

その生地こそ、刷毛目の生地。
1940年代ごろのフランスにて製作されたチャコールグレーの刷毛目生地。
チャコールグレーの色糸とホワイトの色糸を交互に配列し、平織りで織り上げることによって、奥行きのある杢調のグレーを表現。

Archで製作しているR.A.F. SHIRTでもお馴染みの生地ですが、オックスフォード地より薄く、ブロードより厚い。
生地のシワも気にすることなく、洗いざらしで綿の風合いを楽しむことができる。
刷毛目生地は、ブルーシャンブレー地に並ぶスタンダードな素材です。

OUTILのコレクションはそのすべての生地において、ブランドオリジナルで製作されたもの。

前回初めて展示会にお伺いしたときも一つ一つの生地が
OUTILデザイナー宇多氏が出会いとストーリーによって製作されています。
宇多氏が足繁くいくフランスという国で出会う洋服の数々。
数多の出会いから生まれる洋服のラインナップは、そのどれもが僕たちが憧れているフレンチな生地なんです。

SHIRTS : OUTIL / CHEMISIER UNIEUX
INNER : MSG&SONS / THERMAL SHIRT 88/12
PANTS : KENNETH FIELD / V6P

肌寒い今時期は羽織として。
もっと寒くなってきた冬には中にハイゲージニットウェアーを着たり、ボタンを留めて上からざっくりとコートを着てお楽しみください。

これは個人的なイメージなのですが、
こういったチャコールグレーのトップスはオリーブグリーンのミリタリーパンツをスタイリングしたくなる。
フランス軍M-47JACKETにグレートラウザースをスタイリングするのと同じく、カラーのマッチが同じだからなのか。

やはりチャコールグレーの汎用性を再確認、、
無骨ながらもエレガント。フレンチウェアーなシャツジャケットをぜひお試しください。

Arch東京 小村