KENNETH FIELD 23SS ARCH EXCLUSIVE “2B UNCON Ⅱ & 2P TROUSER WEST POINT”

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今シーズン、KENNETH FIELDに別注した、

WEST POINTの2B UNCON SPORTS COAT & 2P TROUSER。

カーキのコットンスーツは、デザイナー草野氏の春夏のスタイルであり、毎年この季節になると着用される定番品。

過去に、amvaiブログにてこんな言葉を綴っておりました。

“春のセットアップは“慣れ”ですよ。

そのお話や、草野氏のスタイルは、私達の中で魅力的に映るものがありました。

ARCHとして春夏に提案したいカーキのコットンスーツができないか?

そんな思いから今回の別注が誕生致しました。

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まず、自分の中で、”カーキのスーツ”とは50’s〜60’s舞台のアメリカ映画の衣装や、

70代以降のアメリカンデザイナーズブランドのスタイルとして見かける、

アメリカントラディショナルの王道スタイルと言うイメージ。

THE FOUNDER (1950年代舞台)
CATCH ME IF YOU CAN (1950年代〜60年代舞台)

※草野氏のamvaiブログによると、当時のアメリカの老舗メンズショップだとベージュのスーツはポリコットンかサーマーウールの平織りあたりが定番だったそうです。

では、なぜカーキ(ベージュ)のスーツがアメリカで定着していったのか?そもそもカーキ(ベージュ)のスーツが誕生した背景とは?

過去の資料や情報をもとに、自分なりにその答えを出して見ることに…

そもそもカーキのコットンスーツは、英国人が南方の植民地を統治するために開発したもので、戦時中に生まれた物。

また、夏でも涼しい英国では上流階級の人々がバカンスの時期に太陽を求めて、世界各国のリゾート地で長期滞在するのですが、

コットンスーツはそんな人々のリゾートウエアとしても広がっていきます。

このため、当時の英国人は英国の街中でコットンスーツを着ることは場違いと考えていたそうです。

そして当時、英国人が訪れていたアメリカの有名リゾート地”パームビーチ”

このパームビーチはメンズファッションの歴史を学ぶ上では切り離せぬ地でもあります。

〜パームビーチ・ファッション 〜

【 アメリカのファッション・センターとしても広く知られる所。特に1920年代にはここで様々なファッションが生まれ、アメリカのリゾートエレガンスのメッカと言われています。】

そんなパームビーチは、生地名としても商標登録されているほどです。

紳士の夏服向けファブリックPALM BEACH (パームビーチ)ビンテージ広告

当時、様々なリゾートファッションが発信された
アメリカ、フロリダにある”パームビーチ”の名を冠するサマースーツ用の生地の広告。

カーキ(ベージュ)やオフホワイトのスーツスタイル、生地が打ち出されています。

そして、当時のパームビーチに訪れる人々のスタイル。

リゾート地で、砂の色を連想させるベージュのスーツを着る、、、

当時カーキ(ベージュ)のスーツは上流階級のリゾートウェアとして親しまれていたのです。

実際、20年代〜30年代を舞台としたアメリカ映画ではリゾート地でカーキ(ベージュ)のスーツを着た人々のスタイルが映し出されています。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
カフェ・ソサエティ

どちらも過去に自分が見た映画で、印象に残っていたシーン。

こういった背景がアメリカで、カーキ(ベージュ)のスーツが浸透していく1つのきっかけとなったのではないか…

そしてその後、カーキ(ベージュ)スーツのリラックス感や、利便性に注目して、ビジネス着や街着としても着られる、ポリコットンやサーマーウールの平織りのカーキ(ベージュ)スーツが登場し、アメリカのメンズショップの定番スタイルとなっていったのではないでしょうか。

2B UNCON Ⅱ WEST POINT & 2P TROUSER WEST POINT ARCH EXCLUSIVE

リゾートウェアから街着へ、アメリカのトラディショナルスタイルに欠かす事できない存在となったカーキ(ベージュ)のスーツ。

KENNETH FIELD 草野氏のフィルターを通した、私達が理想とするカーキ(ベージュ)のコットンスーツが完成致しました。

80年代のアメリカのスポーツコート&トラウザーベースとした2B UNCON Ⅱ , 2P TROUSER。

SPORTS COATは、ラペル幅を広めに、ウエストシェイプを効かせ、ベント深く設定。

2P TROUSERは腰回りからピップにかけてのライン、ワタリから裾に向かってのテーパードが非常に美しいシルエットです。

コインポケットもフラップを付けない、シンプルなスーツのトラウザーとなっております。

どちらもここ数シーズン様々な素材で好評頂いているモデルです。

使用した生地は、打ち込みの良い張りのあるWEST POINT。

デザイナー草野氏にとって、カーキ(ベージュ)のコットンスーツは春になると毎年着用されるアイテム。

その着用頻度は年に”数回”だそうです。

その数回を繰り返し、だんだんと体に馴染ませていく。

その楽しさを味わえるがコットンスーツの良さであり、今回使用したWEST POINTの魅力であります。

そして、WEST POINTはミリタリーに由来を持つARCHらしいファブリックでもあります。

タイドアップやポロシャツ。足元はキャンバススニーカーやローフォーなどの王道スタイルから、

シャンブレーシャツや、ミリタリーシャツ、Tシャツにスカーフにレザーサンダルと言ったスタイルも非常にお勧めです。

また、SPORTS COAT、TROUSER共に単体使いもお薦め。

SPORTS COATは、ミリタリーパンツや、5pocket jeans、グレーのウールトラウザー。

TROUSERはベーシックチノパンとして、幅広いスタイルに活躍します。

カーキ(ベージュ)のコットンスーツは、セットでの着用はもちろん、単体使いでも非常に使いやすいのです。

カーキ(ベージュ)のコットンスーツは”慣れ”

もう既に慣れてる方も、これから慣れていく方も、是非一度袖を通して頂きたいアイテムです。

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皆様のご来店お待ち致しております。

Another West Point item…

Coming soon…

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ARCH TOKYO 町田

KENNETH FIELD ARCH EXCLUSIVE

2B UNCON Ⅱ WEST POINT

SIZE / 36 , 38 , 40 , 42

COLOR / KHAKI

PRICE / ¥77,000- inc tax

2P TROUSER WEST POINT

SIZE / 31 , 33 , 35 , 37

COLOR / KHAKI

PRICE / ¥35,200- inc tax

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