6th Anniversary Item② “SPECIAL DYED BRITISH VINTAGE OVERALL”

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いよいよ今週末に弊社周年店舗(ARCH SAPPOROとARCH TOKYO)限定のスペシャルピースがリリースされます。昨日のブログにて公開したモールスキンジャケットは2店舗での販売。本日公開の1型はARCH TOKYO限定となります。

ここからはそのもう1型について触れていきます…

遡ること2024年1月頃…

弊社代表山内とミーティングをしている際に、私が発した「4月の周年時にTOMとのコラボ商品の他に何か特別な商品をもう1型リリースしたいのですが、何か良いネタありますでしょうか。」こんな一言からはじまりました。

暫くして、、山内から「TOMとのデッキジャケットを製作する際に、当時と同じインディゴ染めと天然柿渋染めをそれぞれ手作業で行なってブラックインディゴ色を表現する特殊な染色をやるからそのタイミングで何か違うモノを一緒に染めるなんてどうだい?」と提案され、フレンチやブリティッシュの古いインディゴモノが好きな自分にとっては思いもよらない提案に心が高ぶりました。

しかし、その案は思い通りにはいきませんでした。コットンのシャツやTシャツなどシンプルなモノが候補として出ましたが、染色による”縮み”がネックとなり、決定には至らず。。。そんな中、山内から「札幌の倉庫に昔買い付けた古いイギリスのオーバーオールが10着くらいあったと思うからそれを染めるのはどう?元々のブルー色も個体差があるからそこから更に染色を重ねたらすごいのができるんじゃないかな。」

約80年近くも前のヴィンテージを当時と同じ染色過程”手作業”で全て行なう。そんな案は自分では全く想像できませんでした。手間も時間も費用も度外視で本当に魅力的なモノを提供する。山内のそんな想いで今回リリースする商品は誕生しました。

model : 40s~50s BRITISH WORK OVERALL

material : COTTON 100%

color : BLACK INDIGO

price  : ¥69,300- inc tax

チェンジボタン仕様の50s~60sのモノでも中々見かけなくなりましたが、こちらのメタルボタン仕様の古いタイプはもっと見かけないのではないでしょうか。サイズ表記がないので文面ではお伝えしにくいのですが、10着全て良いサイズ。自分も日頃から愛用しているブリティッシュのオーバーオールはウエスト107cm表記。たっぷりのほうが着用しやすいのがオーバーオールの特徴です。

スタッフ森島はウエスト約82cmですがこちらはウエスト約100cmのモノ。イギリスのオーバーオールはアメリカのモノと比べると型が上品であり、フランスのモールスキンやツイルのモノと比べると薄手で着心地が良いです。

自身ではARCHでも展開のあるドイツのSchiesser(シーサー)やMerz(メルツ)のヘンリーネック、フランスのSAINT JAMES(セントジェームス)やORCIVAL(オーシバル)のボーダーカットソーとの合わせが多かったですが、最近ではカラーポロシャツやモックネックTシャツとの合わせが気分です。

着たことがない方も多いオーバーオールですが、1度着てみると楽ですし、コーディネートも難しくないと思います。

もうひとつ着目すべき点は胸部分のデザインが年代や作られたファクトリーによって違う点。好みといえばそれまでですが、ポケットがあれば何かと便利ですし、無ければすっきりスタイリッシュな印象です。これに関しては早いモノ勝ちです笑

この週末には夏の定番MSG&SONSの”究極の白T”も同時リリース予定。その他にも他ブランドの新作もお披露目できるタイミングかと思います。

今週末4月20日(土)21日(日)ARCH TOKYO 6th Anniversary

当日2日間は17:00以降にアルコールやノンアルコールのご用意を致します。(フリーチャージ)是非、今週末は東日本橋までお立ち寄り下さいませ。

ARCH はら