KENNETH FIELD 25SS / GURKA Ⅲ WHITE HERRINGBONE

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白い洋服を身に纏った人は皆、ご機嫌な気がする。

ご機嫌だから、白を纏うのか、
白を纏うから、ご機嫌なのか、、、

映画「リプリー」に登場するディッキー。
プリンストン大を卒業して、地中海のリゾートで遊び呆ける富豪の息子。
美人なガールフレンドがいて、働くこともない。

それは機嫌がいいことでしょう。(笑)

ここまでは冗談ですが、確かに、白いトラウザーを想像すると最初に思い浮かぶのは、
海辺のリゾートや結婚式の明るいイメージ。

そんな勝手なイメージを持ちつつ、先日入荷したKENNETH FIELD 25SSのファーストアイテム、
ホワイトヘリンボーンの”GURKAⅢ TROUSER”を僕、小林が実際に穿いてみて感じた魅力についてをご紹介いたします。

KENNETH FIELD / GURKAⅢ TROUSER HERRINGBONE WHITE
COLOR / WHITE

MATERIAL / COTTON
SIZE / M , L
PRICE / ¥34,100- (inc tax)

元々、イギリスの植民地時代、グルカ兵が着用していたミリタリーパンツが由来のGURKAⅢ。
サイドアジャスターでウエストの調整ができ、ベルト要らずでイージーな履き心地。

戦地で働くうちに痩せてしまっても、ウエストを絞って着用できるようこのような仕様だったと、
先日いらっしゃったお客様がおっしゃっていましたが、僕らは逆。

ランチを食べすぎてしまったり、体型が変化してもウエストを緩めることで快適に着用ができます。(笑)
皮のベルトと違い、ウエストを絞っても締め付けられる感覚がないし、
旅先で穿いていけばベルトを持っていく必要がない。

日常のワードローブに新しいものを加えるとき、着心地をまず気にする方も多いと思いますがその点、このトラウザーは本当に優秀です。

また、ウエストも4cm前後までお直しが可能ですので、
ウエストサイズが心配な方も安心してご着用いただけます。

ゆとりのある腰回りに、裾にかけてややテーパードした綺麗なシルエット。

僕は薄っすらとセンタークリースを入れて穿いています。
クリースを入れるとより綺麗なシルエットが出ますのでおすすめです。

そして、穿いていくうちに感じたのは、ワークパンツとしての魅力。

ミリタリー由来のディテール。
細すぎず、太すぎない絶妙なシルエット。
ヘリンボーン地の奥行きのある白。

思えば、フランスのワークウェアにもコットンツイルやリネンキャンバスの白いパンツをよく目にする。

ワークパンツだと思えば、ちょっとした汚れもあまり気にならないし、(白なら漂白もできるし、)
軍パンやジーンズを合わせるように気軽に合わせられるのではないでしょうか?

夏はバスクシャツやポロシャツにサンダルを合わせたりと、楽しめることは間違いないのですが、
今の時期ならジーパンやカーキのミリタリーパンツを合わせる代わりに、
いつもの冬の装いに”白”を差し込むと、
いつも通りの着こなしも新鮮に感じて見た目も気分も明るくなりますよ。

僕自身、白いパンツはあまり穿いてこなかったのですが、
実際に穿いてみると、黒やネイビーと同じように、何にでも合わせやすい色だなあと感じています。

今まで白いパンツを穿いたことがない方も、
今年はホワイトヘリンボーンのGURKAⅢでファースト”白”に挑戦してみてはいかがでしょうか?

Arch東京 小林