ARCH SAPPORO / DUFFLE COAT MADE IN ENGLAND
DUFFLE COAT (ダッフルコート)
英国より伝わり、現代まで愛され続ける冬の代名詞的存在。
着る年齢層は幅広く、学生であれば制服の上から、大人になると休日のスタイルに取り入れている方は少なくないはず。
ご存知の方は多いと思いますが、そもそもDUFFLE COATは漁師や英海軍の男らしいイメージがあるウールの作業着(ワークウェア)がルーツです。
極寒の地でも耐え凌ぐことができるよう、厚手で耐久性が非常に強いアイテムです。
約10年前にARCHではDUFFLE COATを作っていたというお話を聞きました。
当時札幌の1店舗のみでリリースした際は即完売。
弊社オーナーはその頃の情景を鮮明に覚えているそうです。
また、あのDUFFLE COATを作ることができないか。
構想に構想を重ねて、約10年越しに新しく生まれ変わったDUFFLE COATをリリース致します。
SIZE / S , M , L , XL
COLOR / BLACK NAVY
PRICE / ¥132,000-inc tax
ベースとしたのは、1960〜70年代頃の今やイギリスのDUFFLE COATを代表するG社の非常にユニークな仕様のダッフルコート。
着丈が膝より上で着る想定のやや短めで、アームホールをたっぷりととっているのが特徴的です。
そして生地から縫製まで一貫してイギリス製。
生地は1837年代創業で、英国に現存する最も古いウーレンミルのひとつであるABLAHAM MOON社。
そのMOON社が1940年代”BRITISH STANDARD”と呼ばれる鉄道員や,消防等で当時採用されていた、厳格な基準の元に織られた高密度の970gのウールメルトンを現代に復刻させた生地を採用。
がっしりとした生地ながら、光沢感としなやかさも併せ持っており歩いた時にドレープ感もしっかり感じて頂けるファブリックです。
縫製は英国に現存するDUFFLE COATを得意とする工場に依頼。
West Midlands にあるその工場はベースとなったG社のDUFFLE COATの下請け工場として、製品開発に長年携わっている信頼を置ける工場です。
ARCHではイギリスやフランス、アメリカで手掛けるのがもはや当たり前のようにも感じますが、今の時代にはフィットしない、言わばコストを顧みないアイテムなのです。
カラーはブラックネイビー。
限りなくブラックに近い色合いを採用することが、今回のデザイン、仕様に対して最もマッチし、私たちがイメージするダッフルコートの姿に限りなく近づかせることができました。
当時のオリジナルに敬意を払いながら、修正箇所は裏の縫い代にパイピング処理を施したのと、フードのバランスを調整したのみ。
いかにオリジナルが完成されたデザインであったかが伺えます。
トグルやロープも全て英国で手配した ENGLAND製。
トグルに関しては一点一点表情が異なるのを楽しんで頂けます。
ARCHが手掛けるイギリス製ダッフルコート。
展示会を訪れた際から一目置いていましたが、先日実物を見た時にこれは!となりました。
今までに着たことがない着丈、パターンに加え、一貫してMADE IN ENGLANDを貫くオリジナルへの敬意。
正しく男心をくすぐられる1着。
この形が数十年前に市場に出回っていたのかと思うと、羨ましい気持ちになりました。
普段DUFFLE COATを着る方はもちろん、着ない方もこれなら!と思って頂けるはずです。
次回のブログでは、東京店のスタッフが考えるリアルな着こなしについてご紹介致します。
着方は自由自在。
DUFFLEコートを軸に、スタッフそれぞれの個性が色濃く出ております。
お楽しみに。
ARCH TOKYO 矢部
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