BRITISH WORK JACKET / ARCH SAPPORO
2025年10月3日(金曜日)より、ARCH SAPPOROレーベルにおいて定番的立ち位置となったBRITISH WORK JACKTが発売開始。

ワークジャケットという括りでいうと、アメリカ、フランスの認知度が高いと思います。
デニム生地やダック、モールスキン…
英国にもワークジャケットが存在し、その特徴として
ネイビーのコットンツイル生地、スタンドカラー仕様。

この写真は1890年代に撮影された英国チェシャーライン鉄道のプラットフォーム労働者の写真です。
歴史的文献を見ているとスタンドカラーの襟を寝かせて着用していた労働者も多くいました。
19世紀後半から20世紀前半まで普遍的な労働着として、当たり前にそこにあるように長く着用されているという、
着飾る物としてではなく、道具として当時は着られていたものをARCH SAPPOROのフィルターを通し現代の洋服として昇華したものが、今回改めて製作した、
ARCH SAPPOROのBRITISH WORK JACKET。

ワークジャケットという街着として着用するものではなく、労働着として製作されるものに求められる要素は恐らく、耐久力と生産性ではないでしょうか。
どれだけ効率的に量を増やし、過酷な労働に耐えられるか…
生産性に特化するのであれば、平面的なパターンになるはず。
ですが英国のワークジャケットは人体に沿った特殊なパターン。
湾曲した袖の作り、立体的なパターン、日本でいう和服のように誰もが一回は着たことのあるテーラードウェアが英国では当たり前にあって、
“人体の動きに沿った”という洋服作りがワークウェアにも当然のように取り入れていたのかもしれません。

歴史あるBRITISH WORK JACKETのパターンを活かし、生地にはBRISBANE MOSS(ブリスベンモス)を採用。
BRISBANE MOSSは1858年より続く老舗メーカーとして有名ですが、元々はモス ブラザーズ リミテッドという名前で、後にブリスベン ジョーンズを買収し、ブレスベン モス コーデュロイとして有名になっていきました。
2000年代と2010年代にクイーンズ アワード オブ エクスポート(英国の企業が国際貿易、イノベーション、持続可能な開発などで優れた実績を上げたことを称える、英国政府による公式の賞(またはプログラム))を受賞し、
その後にバッキンガム宮殿にてエリザベス女王にプレゼンテーションを行なわれました。
伝統を重んじ、確かな品質は世界的に評価が高く、数ある英国マーチャントの織元としても知られています。




現代に落とし込んだARCH SAPPOROのBRITISH WORK JACKETにはデザイナーズのパンツも合わせるもよし、5ポケットや軍パンに合わせるもよし。
幅広いスタイルに順応する洋服です。




ロンドンからノーザンプトンを通過しバーミンガムへ、産業革命後の工場地帯を横目に今回、生産管理の代表と弊社代表の山内がUKに工場に視察に行きました。
この話を聞いて、個人的にかなり感銘を受けました。
ぜひ店頭で、お話しできればと思います。
Arch 柳田

Arch Sapporo
BRITISH WORK JACKET – MADE IN ENGLAND-
Color NAVY
Size S, M, L, XL
Price ¥91,300(inc tax)
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Arch Sapporo
BRITISH WORK JACKET – MADE IN ENGLAND-
Color COCOA
Size S, M, L, XL
Price ¥91,300(inc tax)
【商品ページはこちら】