先日よりご紹介しています”rdv o globe”と共同製作しました”FISHTAIL PARKA”

1970年代からMARCEL LASSANCEの定番品として展開されていたナイロンのフィッシュテールパーカーを、rdv o globe前淵氏にお願いし別注という形で製作して頂きました。

当時と全く同じパターンのままに、そして当時主流だったナイロン素材で。

本日、店頭に到着し実物を見ましたが、想像以上の仕上がりに僕らも興奮冷め止まない状態です。

アウトドアウェアーに多く使用されるナイロン素材は、当時は目立つ色、オレンジや赤などが主流だったと思います。

ブラックのナイロン素材を洋服に使うという発想自体が新しく、フランス的な解釈だと思ってしまいます。

ブラックモールスキン然り、ワークウェアー等にブラックを使うのがフランスらしく、エスプリを感じます。

オリジナルのMARCEL LASSANCEのモノから、微妙に仕様はアップデートされています。

ジッパーは、機能面を考慮してダブルジップになっていたり袖口のボタン の仕様も使いやすくなっています。

意外とこの手の厚さのアウターは、ありそうでないと思います。
1年を通してみても着れる期間が長いのと、鞄に丸めて入れておけるのでラフに着れるのも魅力の一つです。

US ARMYのフィッシュテールをベースに、ミリタリーの要素を削ぎ落としていったシンプルなデザイン。

エポレットがなくフード一体型のディテールが、個人的にパーフェクトな仕様です。

COLOR BLACK
SIZE 1(S) / 2(M) / 3(L)
PRICE ¥45,000+TAX

続いては、オリーブとグレーの中間的な色味が特徴的な一枚です。

COLOR OLIVE
SIZE 1(S)/ 2(M)/ 3(L)
PRICE ¥45,000+TAX

絶妙な色味のオリーブカラーは、ミリタリーにはない綺麗な色味。

ベージュのようにも映るこの色味は、無骨過ぎずエレガントな匂いも感じます。

当時のMARCEL LASSANCEも、ブラックとは別にオリーブやグレーなどを展開していたとrdv o globe前淵氏にお話を聞き、このカラーをチョイスしました。

素材と色味のバランスが取れた一着に仕上がったと思っています。

フィッティングもミリタリーパーカーが元になっている為、アームは太くゆったりとしたシルエットになっています。

ジャケットの上からでも難なく着れるのも嬉しいところではないでしょうか。

フィッシュテールパーカーでナイロン素材。

当時のフランス・MARCEL LASSANCEのスタイルが凝縮された一着は、rdv o globe前淵氏なくては完成しなかった一着です。

この一着は、是非袖を通して頂きたい洋服です。

明日のイベントより発売しますので、実際にはrdv o globe前淵氏から当時の話など聞き、洋服をご覧になって欲しいです。

ARCH 宅見