OUTIL TRICOT NAY
日が落ちるのも早くなり、ここ札幌は秋の訪れを感じます。
洋服好きとして、この季節の変わり目もファッションを楽しみたいものです。
ウールのニットを着るには日中まだ暑いし、だからといってTシャツは寒々しいし…。
という微妙な時期に一役買うのが、“コットンニットソー”
Outil(ウティ)が、1920年以前に存在したフランス海軍の編み地を目指し、パーツごとにミラノリブ組織で編み立てている贅沢なニットソー。
写真ではなかなかお伝えしにくのですが、ニットソーならではの細かな均一性、そしてもっちりとした着心地は、従来のカットソーとは別格です。
ニット特有の伸びやヨレが起きにくいのもミラノリブの特徴で、手入れもしやすく気軽に洗濯も出来ますよ。
OUTILの代名詞であるオリジナルファブリックには、僕たちスタッフにも毎シーズン驚きと興奮を与えてくれます。
今回も糸から全てオリジナルで製作し、それを三子糸にして編み上げています。
そして一番お伝えしたいのが、ボーダーのコバルトブルー部分
職人の手で枷染(かせぞめ)からチーズアップまでしたブロムインディゴ糸を使用しています。
(詳しくは店頭でお話しさせてください)
枷染ならでは色むらが生まれ、2年、3年…と着込むことで、その表情は変わってゆきます。
ニットの糸をインディゴに染めるのは難しく、これを実現するのに数年かかったそうです…。
デザイナー宇多氏の熱意と、職人の技術がなくては製作することは出来なかった、伝統工芸品と言ってもよい物だと思います。
Archでも毎シーズン展開している定番バスクシャツ”TRICOT AAST”がゆったりしたオーバーシルエットであるのに対して、今回ご紹介する”TRICOT NAY”は、程よくゆとりのあるオーセンティックなシルエット。
女性にも袖を通してみていただきたく、女性が着るとニット特有の品の良さが際立ちますね。
今の時期にはぜひジーンズと合わせていただきたいです。
店頭に立っていると、ボーダーを着たことがない、苦手意識を持っているという方のお話しも耳にします。
そんな方にぜひ目を向けていただきたいのが、今回もう一色オーダーしたグレーカラー。
コバルトブルーとの配色バランスも抜群で、先ほどのエクリュとは打って変わって色気のある雰囲気に仕上がってします。
柄の見え方も控えめになりますし、ラギットな洋服との相性も良く、まさに大人の男性に着ていただきたいボーダーニットソーです。
ネックの開きが広すぎず、袖丈、着丈も長すぎない、上からジャケットを羽織っても収まりが良いのもポイント。
ニットなので重ね着もしやすく、涼しくなったらシャツやタートルネックをインナーに着ることで長いシーズン着ることが出来ますよ。
今年もう一枚バスクシャツを買い足そうと考えていましたが、今年はこれにしようと思います。笑
そして今週末には、僕たちも楽しみにしていたジャケットとパンツが…
“デイリーに着れるセットアップスーツ”という新たなご提案です。
次回のブログ、インスタグラムをぜひ楽しみにお待ちください。
荒
OUTIL
TRICOT NAY
Color ECRU × COBALT
Size 2,3,4
Price ¥37,400-(inc.tax)
OUTIL
TRICOT NAY
Color GREY × COBALT
Size 2,3,4
Price ¥37,400-(inc.tax)