BONCOURA / 10 BUTTON PEA COAT
男が憧れるアイコン的なアイテムは、時代が経っても色褪せないモノです。
個人的にずっと好きなスタイルが、映画”セルピコ”でピーコートを纏ったアルパチーノのスタイル。
このスタイルは、永遠の憧れでありピーコートを着たい欲が掻き立てられます。
理想とスタイルは決まっている、最後はなんのピーコートを着るか…
様々なピーコートが存在する中、やはり”US NAVY”は外せないでしょう。
こちらの写真は、1940年代にUS NAVYに支給されていた10BUTTON のPEA COAT。
BONCOURA森島氏が所有するヴィンテージ の一つなのですが、通常のピーコートよりもボタン のピッチ感覚が狭いのが特徴的。
当時のUS NAVYのピーコートは、どこかエレガントな佇まいで、上品な印象を受けます。
このピーコートをベースにして作られたのが”BONCOURA 10BUTTON PEA COAT”です。
COLOR NAVY
MATERIAL WOOL 75% CASHIMIER 15%
SIZE 36 / 38 / 40 /42
PRICE ¥130,000+TAX
森島氏が所有するヴィンテージ をベースに、BONCOURA流の拘りが詰まった渾身の一着です。
重厚なウールメルトン生地は、BONCOURAの完全オリジナル。
カシミアを入れる事で、本来重く感じるメルトン生地もそこまでの重さは感じません。
裏地には、デッドストックのハウンドトゥースのファブリックを施しています。
肉厚なメルトン生地に加えて裏地が付くことで、防寒性に富んだ仕様に。
そして、付属しているアンカーボタンも型から起こした完全オリジナル。
デザインもそうですが、このマッドな質感が堪りません。
当時のボタンと見間違う程の完成度の高さに驚くはずです。
肉厚な生地の為、ボタンは全て職人の手によって一つ一つ手作業で付けられます。
この工程だけでも、相当の時間を要するそうです。
US NAVYのピーコート特有の襟の高さがよりエレガントさを際立たせます。
何十年経とうとも色褪せないスタイル。
男服とはまさにこの事を言うんだと再認識させられるのと同時に、一生物と呼べる洋服だとも思います。
是非、一度袖を通して欲しい一着です。
ARCH 宅見