BONCOURA ウエスタンシャツ

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アメカジでは定番の”ウェスタンウェア”ですが、こんな着方があるんだ!というのを 知ったのは、Archに入社してから。

直球なアメリカンスタイルも間違いなく格好良いです。

ですがサイズ感やパンツの丈であったり、合わせるアイテムをミックスした”コンチネンタルなスタイル”は、新鮮でとても格好良く映ったのです。

僕が入社した当時、Arch Sapporo、Arch STELLAR PLACEには、ジーンズ同様に、BONCOURAのウエスタンシャツが常に定番で展開されていました。

ブランドの移動などもあり、Arch Sapporoでは数年振りの入荷です。

スタッフ全員が気に入って所有しているのもあって、また皆さまにご紹介できるのが、とても嬉しく思っています!

BOUNCOURAの醍醐味は、やはりエイジング。

糸から製作し、旧式の力織機で織り上げたBONCOURAの完全オリジナル生地。

オリジナルで作り上げた糸をピュアインディゴで染色し、空気を含むようにゆっくり織り上げる事で、ヴィンテージ顔負けの毛羽やザラ感が生まれるのです。

ステッチの糸もコットン100%にする事で、ステッチ自体の色が落ち、切れ、生地と共にヴィンテージ顔負けのをエイジングに育ちます。

ボタンは通称“いちごボタン”と呼ばれるボタンと、左胸にはボンクラスマイルが刻印された生地同様BONCOURAのオリジナルスナップボタン。

色々な説がありますが、カウボーイが落馬した際に、すぐに脱げるよう片手で引っ張れば、すべてのボタンを外すことができるようにする為や、ボタンがはじけ飛ぶのを防ぐのにスナップボタンが考案されたとも言われています。

それ故に、実用面でも扱い易い仕様です。

ウエスタンシャツといえばのディテールでもある肩と背面のヨークは、本来補強の為に付けられた当て布。

用の美として生まれた意味のあるデザインにも惹かれるのではないでしょうか。

フラップポケットやいちごボタン、ヨークなど、ディティールに主張もあるため、一枚で着ても充分存在感があります。

アメリカのアイテムでありながらも今では僕の中で、フレンチカジュアルの印象が強いアイテムでもあります。

トラウザーズやブレザーとの合わせはエスプリを感じさせる一押しのコーディネートです。

FANNI LEMMERMAYERのニットウェアとウエスタンシャツ
これは変わらず好きな組み合わせで、これからも変わらないだろうなと思うスタイルのひとつですね。

足元は、ぜひAldenのV-tipを。

当時のHEMISPHEREのように…。

現在、Instagramでは、別の視点で【 FANNI LEMMERMAYERをどう着るか 】というテーマに更新しています。

ぜひこちらもご覧ください。

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