CASEY CASEY 22SS / HIGA TRAVAIL JACKET
CASEY CASEY 22SS。
“フレンチブルー”にフォーカスを当てた今回のバイイングは、まさにArchのフィルターを通したセレクトになったと思います。
CASEY CASEYをバイイングするときに決めていることは、Archの原点とも言えるヨーロッパヴィンテージに精通している、もしくはその匂いを素材で強く感じる洋服と、私達の中で鉄の掟として決めています。
本日紹介する一着のジャケットもまさにそうです。
INDIGOと名付けられた所謂フレンチブルーに、ヘチマ襟が特徴のフレンチカバーオールを彷彿とさせるHIGA TRAVAIL JACKET。
フランスのカバーオールのデザインにフランスらしいブルー。
“まさに”と言う組み合わせですが、CASEY CASEYらしい生地やシルエットが相まって、全く別のものへと昇華しています。
既に何年も着用したかのようなこのオーラはCASEY CASEYならでは。
素材には、TOUGH COTTONと呼ばれる高密度に織られた生地を使用し、ワックスコットンのような、独特のヌメ感とアタリやパッカリングの表情が特徴的です。
PARISのアトリエにて、ウォッシュ、ツイスト、染色といった工程を全て手作業にて行い生まれています。
フロントに3つのパッチポケット、内側には2つ内ポケットが施されています。
シンプルなデザインですが、見えない部分にも気をつかっているのも魅力の一つです。
生地を裁断する分量が絶妙であり、生地の重さや質感なども計算しているかのようなドレープ感。
着た時、動いた時の見え方まで計算し、作りこまれています。
無理が無い絶妙なシルエットもCASEY CASEYの醍醐味の一つです。
是非、一度お試し下さい。
Arch 松本