“HACKNEY UNION WORKHOUSE (ハックニー ユニオン ワークハウス)”は英国サフォック州にある工房から生まれたブランドです。
ヴィクトリア朝時代の街並み、当時のスナップ写真の中に見られる職人やミュージシャン、その人々の独特な衣服にデザインのインスピレーションを得ています。

使用される生地のほとんどは英国産の”ルームステイト（加工されていない純粋な生地）”、あるいは稀に見つかるデッドストックの生地、他の用途に使うはずだった面白い生地など…、
そしてそれらの生地がどのデザインに適するか、古いものと新しいものをどのようにして組み合わせるかという製作のプロセスを大切にし、最高の服を作ることに注力しています。
素材もさることながら、ロンドンはサヴィルロウ仕込みの緻密なパターンメイキングによる独特のシルエットもブランドを唯一無二のものへと昇華しています。

僕自身初めてこのブランドを目にしたのは2、3年ほど前だったと記憶していますが、英国のトラディッショナルな雰囲気を持ちながら、モダンな空気すら感じる独特な佇まいに一瞬で魅了されてしまいました。
入荷直後の商品を検品しながらその場で購入を決意したコートは、今でも冬のヘビロテアイテムです。
嬉しいことに今シーズンも素晴らしい素材でリリースされているそのコートを是非とも店頭でご覧頂ければと思います。

製品に取り付けられた1点1点ハンドスタンプされたタグも、作り手のスピリットが垣間見える部分です。

本日はひとまずブランドの紹介を、商品の詳細はまた後日お伝えしたいと思います。
昨年はブログでのご紹介を前に完売してしまいました…まずは是非実際に袖を通し、その中でHACKNEY UNION WORKHOUSEというブランドのスピリットを感じて頂きたいと思います。

Arch STELLAR PLACE 川村