A VONTADE / HARRINGTON JACKET
ハリントンジャケットは現代において世界中に認知されているアイテムですが、その歴史は長いもので今から約100年前、イギリスの某メーカーが製造したところから始まります。
後に1958年に公開されたアメリカの映画で着用されていたことや、1950年代にアメリカで流行したアイビールックと同様にハリントンジャケットは1960年代にモッズやスキンズの中で人気となる等世界的に見ても著しく早い速度で流行していきました。
ハリントンジャケットといえばジェームス・ディーンやスティーブマックイーンが個人的にはイメージのある人物で、色落ちしたジーンズに白TEE、もしくはBDシャツといった、いかにもアメリカらしい着方をしている事が多い様に見受けられます。
洋服が普及してきている現代で自分ならどう着るか。想像を膨らませながらブログを書いています…笑
悪天候の際にも気兼ねなく着れる防水性が極めて高いバーバリークロスで作成された70’sのハリントンジャケットをデザインソースに製作された一枚。
玉虫色のカーキベージュとネイビーの二色で展開している為、スタイルによって使い分けいただけるのも魅力の一つです。
裏地はキュプラ素材のオーセンティックなタータンチェック。
襟を立たせて首元の寒さも防ぎつつ英国を彷彿とさせる佇まいで、機能美に優れた仕上がりとなっています。
テーマとするなら「若い時のウディ・アレンがハリントンジャケットを来たならば…」
ウディ・アレンはバケットハットを被っている印象が個人的には強くあります。
ネイビーのハリントンジャケットをベースにワントーンに仕上げたスタイルでシャツの着方はウディ・アレンが監督をつとめた”レイニーデイ・イン・ニューヨーク”の俳優ティモシー・シャラメの着こなしを参考にしました。
普段考えないような着こなしを先輩に助言してもらいながら考えた1日は非常に楽しいものでした。
他の人だったらどんな着方をするんだろう…
店頭でそんなお話もできたら嬉しく思います。
ANATOMICAのマックイーンパンツを合わせ、マックイーンをオマージュ。
直球に着るのではなく、スカーフにベレーを合わせフレンチに振ってみました。
あまりかしこまらず、Tシャツにさらっと合わせていただいてもカッコイイのでいい意味でラフに着ていただけると思います。
皆様思い思いの着方で楽しんでいただければと思います。
是非店頭でご覧くださいませ。
ARCH STELLAR PLACE 柳田