万能なパリジャン

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梅雨があったのか、なかったのか、
そもそもいつからが梅雨だったのか、、、

よく分からないまま梅雨明けが発表されまして、
摂氏35℃超えのハイサマーが待ち構える東京です。

ちょうど2年前の夏、
その年の春頃に買った洋服も着慣れて、
なんとなくマンネリを感じていたときのこと。

タイミング良く京都でやっていたArchのポップアップでお客さんの時に購入したのが
guépard(ギュパール)のアイウェアでした。

NORTH WORKSのシルバーアクセサリーとビーズネックレス。
そしてguépardのアイウェア。

ハイサマーのシンプルすぎる装いに、
外出へのモチベーションを与えてくれる一本をご紹介します。

guépard / gp-05L 
COLOR / noir , havana , écaille , écaille jaune , le miel
PRICE / ¥40,700-(inc TAX)

[ONLINE SHOPはこちら]
※各カラーはオンラインショップよりご確認いただけます。

40年代から50年代にかけて作られたフレームフランスの中で
“パリジャン”と呼ばれるモデルがあります。

その形はウェリントンに近く、
ウェリントンのフレーム上部が水平なのに対して、
パリジャンはややラウンドした丸みのあるフレーム。

角張りすぎず、丸すぎず、
フレームフランス由来のメガネを掛けたことがない方も、掛けたことがあるような、それでいて新鮮さも感じる絶妙なバランス。

ウェリントンフレームを愛用するウディ・アレンとアレン・ギンズバーグ

ウェリントン同様、知的な印象は与えつつも、
アメリカンブランドにはない柔らかさを持つのがパリジャン。

写真のようなアメリカントラディショナルなスタイルにもしっかりハマるのが良いところ。

guépardがブランドを象徴するモデルとしてとして最初に製作したgp-01もパリジャン。
ヴィンテージのフレームフランスにも様々なパリジャンが存在し、
guépardでもgp-01に始まり、gp-05 、gp-13、 gp-23と複数種類ありますが、
その中でも面長が多い日本人に最も合いやすいモデルがgp-05Lなのではないかと、個人的には思います。

gp-05Lはずばりgp-05のフレーム幅をやや大きくしたモデル。

※上段:gp-05L 下段:gp-05

フレームフランスには同じモデルでもサイズ違いが存在するそうで、
gp-05を基に大きいサイズのヴィンテージアーカイブを参考に0.1mm単位の製作されたモデルがgp-05Lです。

今まで、フレームサイズが合わず、諦めた経験がある方にもおすすめです。
またフレームサイズがある分、カラーレンズに交換してサングラスとしてもおすすめです。

そしてgp-05、gp-05Lに共通するのが、キーホールブリッジと呼ばれる、カギ状のブリッジと、
智元(こめかみの部分)の3ドット。

スタッフ中田着用le miel(lm)

小林着用havana(h)

テンプル(耳に掛かる部分)も太すぎず、細すぎず、guépardのパリジャンモデルの中でも、中間位の太さ。
サングラスにしても、そのままメガネとしても、スタイリングに落とし込みやすいバランス。

僕、小林も日々guépardを愛用していますが、視力は問題なく、所謂伊達メガネです。(笑)

ファッションが自分の人間性を表現するための道具だとすれば、
最も顔に近いアクセサリーであるアイウェアは唯一お金で買える人格かもしれない。
そう思います。

道具として使うことはもちろん、ファッションとして、
普段メガネをされない方も最初の1本としていかがでしょうか。

Arch東京 小林