冬のグレートラウザー by KF
Arch東京の”冬の定番”になりつつある、英国生地を使用した
KENNETH FIELDのアメリカントラディショナルなグレートラウザー2型をご紹介。
KENNETH FIELD / 1P TRIM TROUSER FOX FLANNEL
COLOR / GREY
SIZE / 31 , 33 , 35 , 37 , 39
PRICE / ¥88,000- inc tax
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1950年代半ばから1960年代前半頃に見られるスーツのトラウザーをベースとして製作された
“1P TRIM TROUSER“
このトラウザーのシルエットまさに整えられた(Trimされた)無駄のない仕様。
立体裁断を用いて、サイドシームが足のラインに沿うように僅かにS字に湾曲しています。
このおかげで足を入れたときに最も美しくテーパードラインを描き、
歩行時にも隙のないシルエットになっています。
使用している生地は250年以上の歴史を持つFOX BROTHERS社のウールフランネル。
滑らかで美しい杢調のライトグレーです。
都会のアスファルトやコンクリート、
自然界の河原や岩山を想起させるなんとも目に優しいグレーです。

《FOX FLANNEL》
イングランドの南西部ウェリントン・サマセットにファクトリーを構えるFOX BROTHERS。
1772年の創業以来、英国生産を貫くFOX BROTHERSが作るウールフランネルの生地”FOX FLANNEL”は、
同社の代名詞となっており、ウィンザー公やケーリーグラントをはじめ、
多くの著名人にも愛され、高い評価を受けてきました。
これを穿いていると、インディゴブルーのデニムジャケットやカバーオール、
オリーブのミリタリージャケット、ネイビーやカーキベージュのブルゾンに
手が伸びるのは勿論、
ホワイトや目を見張るようなレッドetc…
明るいカラーも優しく纏めてくれます。
時代劇にも現代劇にも必ず登場する黒沢映画の名俳優みたいなトラウザーです。
(登場すると安心する、誰とでも親和性がある、そういう意味です…)
“ウールフランネル“という素材の歴史を辿っていくと、
1920年代頃にはテニスやクリケットなどのスポーツウェアとして使われていたことがわかります。
そういった背景汲み取ると、
“グレーフランネル=グレースウェット “と捉えてみるのも面白いかもしれない。
そういうわけで、グレーのスウェットパンツの要領でキャンバススニーカーや
ニューバランス等のランニングシューズと合わせるのもおすすめです。
実際に穿いてみるとわかりますが、その穿き心地もスウェットパンツ並です。(笑)
KENNETH FIELD / 2P TRIM TROUSER FOX HERRING BONE
COLOR / CHARCOAL
SIZE / 31 , 33 , 35 , 37 , 39
PRICE / ¥77,000- inc tax
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80年代頃のアメリカンスーツのトラウザーをベースに作られた”2P TRIM TROUSER”
腰元にほどよいゆとりをもたらす2プリーツ、
コインポケットにはフラップなしのコインポケットとシンプルな仕様。
1P TRIM TROUSER同様、立体裁断を用いたパターンにより、
ゆとりがありながらも、ヒップから横から見たときの立ち姿も美しく見えるようになっています。
生地は、FOX BROTHERS社のヘリンボーンツイード。
ブランド設立当初から毎年欠かさずに展開されている生地。
目付けにして570~600g/m。
通常のスーツに使用される平均的な秋冬用生地の目付け260~320g/mと比較すると一目瞭然。
通常であればコートに使用されるような生地を使用することで、
2P TROUSERのストンと落ちる綺麗なシルエットが活きています。
共生地のスポーツコート(BOSTONや50s SPORTS COAT)とのスタイリングは勿論おすすめですが、
ジップフーディーやプルオーバーのスウェットをざっくり着てもいいですし、
使い込んでフェードしたワークジャケットとも。
通常生地の段階で取り除かれてしまうケンピ(白い毛)を含んだラギッドで男らしい雰囲気が、
Archでは定番と呼ばれるようなウェアと馴染みがよく、相性抜群です。
また、KENNETH FIELDが作るトラウザーどちらにも言えることですが、
内股の縫代の分量を多めに取っているので、ヒップから太腿にかけての修理も可能です。
裾もアンフィニッシュなので裾上げを行い、ご体型にあった寸法でご愛用いただけます。
僕、小林は、1P TROUSER(グレーフランネル)はサイズ33のウエストを詰めて、
2P TROUSER(ツイード)はサイズ31をウエストそのままで穿いています。
ベストなシルエットになるサイズを選び、ウエストを調整していただくのがおすすめです。
イギリス製の生地を使用して製作したアメリカントラディショナルなアイテム。
イギリス製は、近年の値上がりの波を諸に受けているアイテムでもあります。。。
フィッティングは我々スタッフがお手伝いさせていただきますので、
今年は後回しにせず、まずは店頭で穿いてみてください。(笑)
Arch東京 小林

































