James mortimer 22AW just arrival !!!
当店ブログをご覧の皆様こんにちは。
急に冷え込みが厳しい日が続きますね。
こういった気温になると皆さんどんな素材の物が欲しいと思いますか?
温かみのあるウール類、カシミヤ類もいいですし、気を遣わずに心地よく着れるスウェット素材もいいですし、、
男らしくレザーも捨てがたい。ですよね。
しかし、この季節だからこそARCH TOKYOからお勧めしたい生地があります。
その生地の起源を辿ると遥か昔の紀元前10,000年までに遡ります。
エジプト王のミイラにその生地の布は巻かれ、壁画にも栽培方法が残るほど。人類と切っても切り離せない素材なのです。
その素材は「麻」です。天然繊維の中でも最強度を誇ると言われているのも麻の特徴です。
正式には「ラミー(苧麻)」と言われる品種の麻が最強度を誇っています。
麻と聞くと夏のイメージが強い方も多いと思います。
吸水し発散することに優れている素材のため、夏場に着用すると汗をかいてもサラサラした状態を保てて気持ちいい為、自然と根付いていったことだと思います。
何故、秋、冬に麻を着ることは浸透しなかったのか。夏を快適に過ごせる麻は涼しく感じる物というイメージが強くなりがちです。
そうではなく、麻の生地は空洞が多く、そこに空気の層ができ保温される為、実は寒い時期にも着ることができるのです。
ただ、夏に着る薄手の麻では寒いので、今回僕たちがおすすめする、「ヘビーリネン」のJames mortimerのシャツはそのイメージを変えてくれる1着になると思います。
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BAND CALLOR SHIRTS
SIZE / 40 , 42 , 44
PRICE / ¥27,500- inc tax
James Mortimerとは、1894年 アイルランド ドネガル地方にカスタムシャツメーカーとして設立された『James Mortimer 』。全てのシャツの1枚1枚が「CRAFT」として作られることを信念に、「上質なシャツ」のディテールを守り続けてシャツを作り続けています。
アイリッシュリネンを贅沢に使用して織られたヘビーリネン。
アイリッシュリネンは他に比べても糸が細番手であり、その細かい糸をこの厚みまで織り込んでいる為、キャンバスのようなハリと上品な風合いをお楽しみいただけます。
このヘビーリネンであれば秋、冬物にも生地負けをする事も無くコーディネートにも溶け込んでくれる一枚です。
これからの季節であれば、FANNI LEMMERMAYERのカーディガンと合わせていただいたり、KENNETHFIELD のスポーツコートの中にあわせていただいても素敵です。
個人的にはモールスキンジャケットを育てているのでその中に合わせて当時のワーカースタイルを楽しむのも良いなぁなんて妄想をしてしまいます(笑)
今回セレクトしたバンドカラーのヘビーリネンは、ユーロヴィンテージにもあるRAFシャツやグランパシャツをイメージしています。
ヨーロッパの匂いのするアイテムとの相性はもちろんですが、アメリカンなアイテムにもマッチする色味と生地です。
春にはボタンを2つほど開けて、デニムにタックインするスタイルもいいですね。
この高級生地をこの細かいステッチワークで仕立てる所為、「良いシャツ」を英国製で仕立てるのはJames Mortimerでないとこの価格ではできないと思います。
これからの季節に着る、麻の新しい楽しみ方を是非店頭で体感しにいらしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ARCH TOKYO 小島