23SS KLASICA vol.2 “Beaufort LS ver”
“5POCKET DENIM”
ARCHのスタイルに欠かせないアイテムであり、既にお持ちの方がほとんどだと思います。
フロントの2つのポケットに小さめのコインポケット、バックポケットが2つ。
まさしくDENIMといえばのディティール。
ではDENIMに使用される素材となると何を思い浮かべるでしょうか。
コットン素材がセオリーかと思いますが、近年はコットン素材にリネンを混紡させたり、ストレッチ性を高める為にポリウレタンを混紡させたりとコットン素材をメインに天然繊維もしくは、化学繊維を組み合わせるといった様々な5POCKET DENIMが存在します。
今回紹介するのは、5POCKET DENIMのディティールを踏襲しながら、コットン素材を使用せずに作られた”5POCKET DENIM”
正しくは”5POCKET WORK TROUSER”が入荷致しましたので、ご紹介致します。
KLASICAよりシャツに続く新作のリリースです。
昨シーズン登場した、KLASICA流”5ポケ”。その名も「Beaufort」
Beaufortはフランスのワークパンツをベースとした、ワイドなシルエットが特徴のワークトラウザー。
モモ周りの十分なゆとりから緩やかにかかるテーパードシルエット。ワークパンツでありながら無骨になりすぎない見た目に仕上がっています。
昨年も同様にBeaufortの入荷がありましたが、使用された生地がブラックデニムという、アメリカとフランス、互いの雰囲気を感じるアイテムでありました。
そして、今回使用された生地はウールリネン。
薄手の生地感で光沢があり、サマーシャンブレーのようなニュアンスで履いていただけます。
フランスのワークトラウザーをベースに、5POCKET DENIMのディティールを組み合わせたKLASICAらしいWORK TROUSER。
フロントにコインポケットとヒップにパッチポケットを施しています。
サスペンダーボタンとベルトループが共存する仕様は、フランスのワークトラウザーや、世界恐慌真っ只中にリーバイスがリリースした501 XX 1933 MODELに見られるクラシックなディテール。
ベルトを通しても良いですし、タックインした際は、サズペンダーで吊っても良いですね。
吊り履きは、シルエットを綺麗に見せる事ができるので、ドレープ感のある生地のトラウザーとは相性抜群です。
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夏場はラフに色物のシャツや、アロハシャツ等を着て足元はサンダルを履くスタイルもお勧めです。
履いていただくと、非常に肌あたりが良い生地感なので夏場はかなりの頻度で履いてしまいそうです、、、
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ワークパンツでいうと、モールスキンやヘリンボーン、コットンツイル等が思い浮かぶと思います。
繰り返しにはなりますが今回KLASICAが採用したのはウールリネン。
このドレスウェアー等に使われることが多い今回の生地をワークパンツに採用したという部分が、KLASICAのブランドコンセプトを体現していると思います。
「過去と未来の共存」
KLASICAデザイナー河村氏が掲げるブランドコンセプトです。
ファッションよりも独自の「スタイル」を作りたいという事への拘りから生まれたブランドコンセプトから私が感じたのは、ワークパンツ、5POCKET DENIMというクラシックなアイテム(過去)はこういう物だという固定概念に囚われずに、独自のスタイルという観点で未だ作られたことがなかった物(未来)今回であればウールリネンという生地でブラックのフランス由来のワークパンツを作るということがKLASICAらしいモノづくりの拘りなのではと自分の中で腑に落ちました。
KLASICAが作る”5POCKET WORK TROUSER”
ブランドの世界観を感じる意味でもぜひ店頭でご覧になってみて下さい。
ARCH TOKYO 矢部
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