OUTIL 23SS “MANTEAU QUINTENAS “

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当店ブログをご覧の皆様こんにちは。

ARCH TOKYOの矢部です。

今回のブログでは、フランスの様々なヴィンテージウェアからインスパイアされたコレクションを展開する”OUTIL”より今季の目玉とも言える商品が到着致しましたので、ご紹介致します。

OUTIL / MANTEAU QUINTENAS
COLOR / INDIGO , BLACK
SIZE / 1(BLACKのみ) , 2 , 3
PRICE / ¥79,200- in tax

イタリア軍1920’Sのコートをベースにデザイン。

古いワークコートに見られるスタンドカラーの襟元と背面に付けられたベルト、パッチポケット等のクラシックなディティールに加え、OUTILならではの解釈が加えられた一着です。

OUTILの代表的なコートと言えば、”MANTEAU UZES”と呼ばれる羊飼いが着用していたロングコートをベースに作られたアイテムが存在しますが、こちらのコートに関しては袖のベルトがない点や、腰元のベルトは体に巻きつけて着る仕様でないことから比較的気軽に羽織れるコートだと感じます。

ファブリックにはインディゴリネンを使用。

OUTILを始めとするAUBERGEやFRANK LEDERなどミリタリー・ワークにデザインソースを持つブランドがインディゴリネンに着目し、アイテムを作り出していますが、そもそもインディゴには防虫・防臭・防腐の要素が備わっているため、当時の労働者にとってはとっておきのマテリアルであったのです。

経年変化を楽しめるインディゴを天然素材の中で最も強度の高いリネンに載せる。

現代の私たちにとっては、欲しい要素を全て組み込んだファブリックであると感じます。

話を戻しますが、今回”MANTEAU QUINTENAS”に使用されたインディゴリネンは、長く着込んだようなクタッとした柔らかさ。

まるでヴィンテージのインディゴリネンを彷彿させるような生地感です。

また、ジャケットやコートに最適な生地のオンスである為、中にスウェットやハイゲージのニットを着ても生地負けしません。

ブラックは光沢と硬さとシャリ感があるヘリンボーンで織られた生地。

一見、レザーコートと見間違える程の佇まいです。

正直、リネンでこのような生地感は見たことがないです。

洗い込んでいく度に生地がクタッとしてきて、日焼け等でブラックがチャコールっぽく変化していくのを想像すると、、、

想像以上の経年変化が期待できそうです。

ボタンにはOUTILオリジナルのラッカーコーティングボタンを使用。

メタルボタンの上から黒に塗装している為、着込んでいくと黒の塗装が剥げメタルが浮き出てくるのです。

これは経年変化がお好きな方には堪らないボタンかと思います。

ボタンを閉めるとエレガントな佇まい、開けてきた時の雰囲気も非常にかっこいい一着です。

今時期はシャツの上から羽織るスタイル。

秋口はスウェットやパーカー等と合わせても非常に相性が良さそうです。

今季のOUTIL渾身のファブリックを古き良きワークコートに載せたアイテム。

足が早いことが予測されますので、気になった方はぜひ店頭まで足を運んでみてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

ARCH TOKYO 矢部

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