MOJITO / ABSHINTH SHIRT VOl.2
アメリカが誇る稀代の文豪アーネスト・ミラー・ヘミングウェイが好んだ洋服や彼のライフスタイル
作中の人物からインスピレーションを得て、独特のエッセンスを加え昇華させたモノづくりを行うMOJITO。
ヘミングウェイも愛したアブサンというかつては法律で制限されるほどに中毒性のある”悪魔の酒”
そのオマージュから人を虜にするシャツとして誕生し、MOJITOの代名詞とも呼べる程になったABSHINTH SHIRT。
今回は23SSのABSHINTH SHIRTについて紹介いたします。
個人的にMOJITO 23SSのインラインに存在するABSHINTH SHIRTの中で非常に好みな1着。
オープンカラーにボックスシルエット、裾のスリットといった、正に”開襟シャツ”らしい形状ですが、襟の空き具合など現代において着やすいように微調整が加えられています。
カフス部分は古いブルックスのシャツなどにも見られる、折り返せる用に施されたステッチが入っており
細かい点ですがこういったところもアメリカ服に造詣の深いデザイナー山下氏ならではの計らいです。
そしてシャンブレー生地に刺繍をあしらったこのデザインに完全にやられました。
デザインで見ると、メキシコなどで正装用として着用されているグアジャベーラシャツのようなクラシックなものを連想しますが
シャンブレーの心地よいブルーカラーも相まって様々な着こなしに取り入れることができそうです。
ABSHINTH SHIRTは毎シーズン様々な生地や柄で登場しますが、全く同じに作られることは無いため
グッとくるデザインや雰囲気の1着があればそのタイミングでお買い求め頂くことを強くお勧めいたします。
軍パンやスラックスなどとの相性も非常に良いですが、敢えて一般的なシャンブレーワークシャツのようなニュアンスで
5ポケットジーンズと合わせるだけでいつものワークスタイルとは一風変わった見え方に映ります。
比較的合わせやすい柄なのも嬉しいポイントなので、プレーンシャツを合わせる感覚でお好きなパンツと合わせてみて頂きたいです。
続いては同じABSHINTH SHIRTでも形の違うこちら。
先ほどと打って変わってMOJITOが得意とする毒々しさが全面で表現されており、非常にカッコ良い1着。
まず大きな違いとしては、ボタンがチャイナボタンかつポケットが付けられている点です。
シャツでもありジャケットとしても活躍する。そんな懐の深さが魅力的なABSHINTH SHIRT CHINA。
そして何といってもこのジオメトリック柄のような特徴的な柄ですが、よくあるジオメトリックとは違うMOJITOオリジナルの柄です。
ストライプ、ボーダー、ドット、ペイズリーなどなど世の中には様々な柄が存在しますが、MOJITOで一見そういった柄に見えるものは実は世に溢れるものとどこか違っているのです。
ラックに掛かっているこの商品だけを見ても合わせずらいと思ってしまうかも知れません。
しかし実際に着てみると、不思議とARCHで展開するベーシックなアイテムたちとを活かして独特なカッコ良さを味わうことができます。
パンチのあるシャツとしてシンプルなジャケットのインナーにしても良し
このシャツを主役にしてお手持ちのノーマルなABSHINTH SHIRTやカットソーとレイヤードを楽しむのもオススメです。
パンツは男臭く5ポケットジーンズや軍パン、夏場はカーゴショーツなんかと合わせても面白いかも知れません。
一見難しそうに見えるアイテムだからこそ、着る人それぞれで三者三様の着こなしを楽しめますし
人と被るのが嫌だという我々洋服好きの天邪鬼な性格にも応えてくれます。
デザイナー山下氏が常々仰る
「洋服を似合わせるのは難しい。」
しかし、だからこそ奥が深く面白い”洋服”という我々の共通言語。
いつもと違った洋服を時間をかけて似合わせ、いつもと違った夏をお過ごしになってみてはいかがでしょうか?
ARCH TOKYO 小見野
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