MOJITO “PIN TUCK ABSHINTH SHIRTS” Designer山下氏 インタビュー

Share
this article

MOJITOを代表するアイテムABSHINTH SHIRTS(アブサンシャツ)。中でもPIN TUCK ABSHINTH SHIRTSは、ヘミングウェイがキューバで着用してた所謂キューバシャツ(グアジャベーラシャツ)を彷彿させるアイテムとして、これまで様々なバリエーションでリリースされてきました。

そんなMOJITOの真髄とも言える”PIN TUCK ABSHINTH”を王道のWHITE LINENで別注。

今回のブログでは、「ヘミングウェイ」「オープンカラーシャツ」をキーワードの基、過去に山下氏が語られた内容を交え、完成した別注品について、デザイナー山下氏へインタビュー致しました。

Q.自分自身MOJITOや山下さんの事を知ってから、ヘミングウェイのファッションや作品を、より調べる様になったのですが、山下さんから見た、ヘミングウェイの魅力はどんな所でしょうか?

(山下氏)男らしい生き様から紡がれる平易で簡潔 な文体とアメリカンマッチョな生き様です‼︎

Q.なぜヘミングウェイはオープンカラーシャツを好んだのでしょう?

(山下氏)ヘミングウェイは、人生の1/3をキーウェストとキューバで過ごしました。

キーウェストでは殆ど裸族に近い生活をしていたようで「PAPA(ヘミングウェイの愛称)が、トランクスを穿いていれば正装ってことだよ」と、当時のヘミングウェイを知る人は言ったようです。

またキューバでは、冠婚葬祭や公共職員から農夫までが着用している、所謂キューバシャツ(正式名称は、グアジャベーラシャツ)を好んで着用していました。

オープンカラーシャツは、首と胸元の通気性がよく、キーウェストやキューバなど高温多湿な環境でも快適に過ごせることから

オープンカラーシャツを好んで着用していたと考えます。

Q.そして、なぜMOJITOはオープンカラーシャツに拘るのか?

(山下氏)いちばんの理由は、ヘミングウェイが着てたから。でしょうね。

MOJITOでは、カラーレスシャツやレギュラーカラーなどのシャツも展開しているので、

「絶対オープンカラーシャツ(ABSHINTH SHIRT)じゃないとダメ!」といった頑固な拘りはありませんが、

ABSHINTH SHIRTをリリースするまでの思い入れが、他のアイテムより強いことも、

夏も冬もデザインを変えずリリースし続けている理由のひとつだと思います。

いや、やっぱり一番の理由は、ぼく自身がオープンカラーシャツが大好きだから。ってことなんでしょうね(笑)

Q.ヘミングウェイのアイコンの1つでもある王道のホワイトグアジャベーラシャツ。今回当店から”pin tuck abshinth shirts別注をリクエストをさせて頂いた時は、実際どう感じられていましたか?

(山下氏)ホワイトの無地でpin tuck abshinth shirtsは展開したことがありません。リクエストをいただいた時に直ぐに思い浮かんだのはARCH TOKYO店のヨーロッパビンテージでした。『真っ白なpin tuck abshinth shirtとヨーロッパのビンテージ』ぼくがARCH TOKYO店のお客さんだったら、嬉しい提案になるだろうなー。とニヤニヤしました。

Q4完成したABSHINTH SHIRTを
初めて目にした時の印象はどうでしたか?

(山下氏)少し重みのあるリネンの質感というか、手に持った時の手持ち感が、かなりぼく好みです。茹だるような灼熱の炎天下で素肌に着てみたいとも思いました。ARCH TOKYO店らしさも感じられるアイテムに仕上がったと、ぼくなりに感じています。

山下さん今回もありがとうございました。

自分が初めて購入したMOJITOのアイテムがABSHINTH SHIRTS。
また、自分がARCHのお客さんだった時、初めてARCHで購入したのもMOJITOのABSHINTH SHIRTSでした。

気づくと今では沢山のABSHITH SHIRTSがクローゼットに並んでおり、完全に虜になっております。笑

今回も一足先に購入させて頂き、かなりの頻度で着用中です。笑
そのレポートはこちらのブログにてまたご紹介させて頂きます。

それではまた。

町田 莉樹