MSG&SONS / THERMAL SHIRT MADE IN USA

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通称究極の白Tと言われるヘビーオンスのTシャツやシャツの下に着るアンダーウェア向けとしてPACK TEE。

今季のMSG & SONSからは常に店頭に置いておきたい定番商品と言われるものをリリースしてきました。

そして今回ご紹介するのは究極の白T , PACK TEEに続く第3弾です。

アメリカ由来のカットソーと言えばのサーマル生地。

当時は防寒用の肌着や運動着として着用されていましたが、そんなサーマルの保温性をフルに活用したのが各国の軍隊でした。

そんな古き良きサーマルシャツを製作するのにあたって、拘るのが米綿糸、アメリカ製で手掛けること。

この企画がスタートした3年前は最初にアメリカで生地を探しましたが、綿100%のものは、中国製が主流で全く生地に凹凸感のないペラペラな生地しか見つけることができませんでした。

それもそのはず、アメリカではこの目付での編立出来る編み機は現存していない、そもそも現行品サーマルはコットンとポリエステルの混紡素材が主流だったのです。

そんな中これだ!と思いついたのが、米綿 , アメリカ製で手掛けるべく、米綿を日本に輸入し日本で紡績、編立し、ワッフル、フライス生地にしてからアメリカに再手配(輸出)するという、とても手間のかかる工程でした。

再手配を依頼した工場は1911年より4代に渡り受け継がれているニットウエアファクトリー。

現在もアメリカ軍,政府系の制服等も供給している名門工場と繋がることができました。

利益は顧みずクオリティをとことん追求する”というARCHレーベルらしさが感じる背景ではないでしょうか。

そして今回ベースとなったサンプルは1960年代デッドストックのサーマルシャツ。

サイズスペックにフィットする素材感、伸縮性にこだわったワッフルのテンション、フライスの肉感を何度も修正を重ね…

最終的に米綿を使った端番手(ハバンテ)と呼ばれる特注番手の(14番手シングル)の糸を作ったことにより、ヴィンテージのサーマル生地特有のシャリ感と凹凸感のある生地に仕上がりました。

フィッティングはあくまでジャストサイズでの提案。

素材の中に温まった空気を滞留させる
サーマルウェアの原点ともいえるものづくりを体現しています

ネックもやや詰まり気味になっており、体内の熱が逃げにくい仕様になっています。

裾の仕様は当時のオリジナル同様、リブがない作りに。

腕を上げた際などに生地が上に上がってこないようになっています。

秋冬はジャケットやコートのインナーとして。

しっかりと肉のある生地なので、生地負けすることなくご使用頂けます。

9/11本日発売。

秋冬に欠かせないデイリーウェアとなってくれそうです。

ARCH TOKYO 矢部

MSG&SONS / THERMAL SHIRT

COLOR / NATURAL

SIZE / 38 , 40 ,42 , 44

PRICE / ¥17,600- inc tax

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