AUBERGE 24SS / EARLY47 , EARLY 52
アメリカもの、ヨーロッパもの、
ヴィンテージウェアーと呼ばれる古いものや近年デザイナーズブランドが製作するような比較的新しいものなど、
分け隔てなく提案するAUBERGE(オーベルジュ)。
AUBERGEデザイナーの小林氏の洋服づくりに対する熱量は
毎度展示会にお伺いさせていただいた時はもちろんのこと、デザイナー小林氏が掲載されている雑誌や動画から感じている方も多いのではないでしょうか。
デザイナー小林氏の長年のキャリアをもとに、
デザインや生地のオリジナルでの製作や縫製へのこだわりはもちろんのこと、
その洋服が作られた当時の時代背景や技術力を現代の技術で再現する。
AUBERGEの作る洋服は古き良き洋服へのリスペクトを感じるものです。
EARLY 47
COLOR / FRENCH OLIVE
SIZE / 38 , 40 , 42 , 44
PRICE / ¥52,800- (inc tax)
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EARLY 52
COLOR / FRENCH BEIGE
SIZE / 38 , 40 , 42 , 44
PRICE / ¥41,800- inc tax)
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AUBERGEが毎シーズンリリースしているスタンダードボトムス、
フランス軍のM-47 FIELD TROUSERSとM-52 CHINO
TROUSERS。
今回セレクトしたのはどちらも50年代の前期型と呼ばれるモデル。
どちらもミリタリーパンツらしい前期型の裾幅たっぷりなワイドシルエットは
これからのシーズン直接肌に触れる箇所が少なく、通気性よし着用感よしの履いていてとても気持ち良いものです。
フランス軍のM-47 FIELD TROUSERSとM-52 CHINO TROUSERSの前期型に共通して見られるのが、
当時ドレステーラーで製作していたという生産背景。
カジュアルパンツの縫製過程とは違う、内股の縫製ルールやポケットのスレーキの縫製方法。
デザインよりも機能が優先されるべきミリタリーウェアーをフォーマルウェアーを縫製方法をそのまま採用するのは、
そういった生産工場に製作を依頼するという当時特有の生産背景の産物でもあります。
今回セレクトしたEARLY 47とEARLY 52はその当時の製作方法を再現。
ヴィンテージウェアーを知り抜くデザイナー小林氏のこだわりを感じることのできるポイントの一つです。
またこれら2つのミリタリートラウザースのポイントが、圧倒的に滑らかでしなやかな生地。
ブランドオリジナルで開発した経糸スヴィンコットンと緯糸マナプール糸にムラ糸を撚糸し、それらをヘリンボーンと綾織で再現したオリジナルファブリック。
スヴィンコットン特有の生地のヌメりのある独特な光沢感とヴィンテージのようなザラつきと粗野な雰囲気を纏った生地です。
ミリタリーパンツを上品にエレガントに、
そのまま製作するのではなく、現代に持ちうる技術を駆使して製作されるAUBERGEオリジナルの生地は迫力があります。
これまた着込んで洗い込んでいった時の風合いの変化が楽しみな生地ですね。
特にこれからの時期、着ることのできるアイテム数が絞られていく中、
洋服ひとつひとつの生地の雰囲気や色合いが気になっていきますよね。
AUBERGEオリジナルファブリックで製作されるボトムスは、そんなスタイリング問題に一役買ってくれるアイテムになると思いますよ。
Arch 東京店 小村