26SS AUBERGE × ARCH【白い軍パン】これさえあれば Vol.3

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7月24日 AM10:09

おはようございます。本日昼に別注サンプルが代官山WHITEに届きます。
13時よりYouTube用の動画を撮り次第、バイク便で東日本橋へお送りします!

おはようございます。間に合って良かった…
承知致しました。到着楽しみにしています!

こんなやりとりからスタートした本日(7/24)。

そして14時半頃…遂に到着…

model : ARCH exclusive【Brutus ブリュトゥス】

size : 38 / 40 / 42 / 44

material : west indian sea island cotton 50% / linen 35% / silk 15%

price : ¥88,000- inc tax

モデル名はブリュトゥス。前回のブログで紹介したフランス軍で採用されていたワークパンツ、”ブ-ジュロン”を着用したスタイルの名称から命名。現代の洋服とのスタイリングを縛り無く楽しんで頂き、現代のブリュトゥススタイルを皆様に体現して頂けたらという思いから小林氏と話し決定。

第1次世界大戦頃になるとアルミボタンが採用されていたブージュロン。

1900年前後の初期にはボーン(骨)ボタンが採用されていた…

現代ではなかなか手に入らないボーンボタン。実は、Vol.1のブログでお話していた新作ファブリックチェックの商談時に、小林氏より

今回生地とは別にすごいボタンが作れたんですよ。3種類のボーンボタンです。

その中に、今回の26SS AUBERGEコレクションでは使用しないナチュラルカラーのボーンボタンがあり、自分が想像していたボタンそのままだった事から無理言ってこの新作ボタンを使用させて頂く事に。このボタンが付かなかったら今回のブリュトゥスの雰囲気は半減していたかも…

ちなみにボーンボタンの骨は当時も水牛の骨が多く使われていたようで、AUBERGEが今回製作したボタンも水牛。

フロントトップ部分は3箇所のボタンを留める事でウエスト周りの固定力の強化や負荷分散によるボタン破損の防止、インナーとの干渉を防止するなど機能性と耐久性を目的とした軍用設計になっているのが当時の仕様。現代では製作に手間がかかり、過剰なディテールとされているせいかこのような仕様なモノはなかなか見かけませんが、こちらも小林氏に無理言って採用してもらいました。

ウエスト周りのボタンはサスペンダーボタンの為、やや大きめサイズを選択し吊しで着用するのも◎

腰部分にはシンチバックも装備されているので、こちらをギュッとしぼってベルトレスで着用できる点が個人的にこの軍パンの好きな所。

ポケットはサンプリングしたヴィンテージの中に存在した、スラントポケット。手が自然に入りやすく、座った際にも使いやすい仕様になっています。古いミリタリーパンツで稀にみる実用性と機能性に優れた仕様です。シルエットに大きく干渉しない点が気にいりこの仕様を採用。

上記の写真は、今回の生地をウォッシュしたサンプル地。

1度水を通すだけでヘリンボーンの織りが浮き出てヴィンテージの風合いが倍増。今回のAUBERGEインラインコレクションでこの生地を採用している全てのモデルは、レザーが採用されている為、洗濯表記はNGとなっていますが、【ブリュトゥス】に関してはレザーを使用していない為、洗濯可となります。

この生地サンプルは店舗にありますので、イベント期間中皆様にも見て頂けます。

本日18時にはYouTube AUBERGE Channelにて別注公開動画も挙がっておりますので、併せてご覧頂ければと思います。

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最後にサイズチャート

サイズ38 ウエスト78 股幅32 股下71 裾幅22

サイズ40 ウエスト83 股幅33 股下72 裾幅23

サイズ42 ウエスト88 股幅34 股下73 裾幅24

サイズ44 ウエスト93 股幅35 股下74 裾幅25

このブログでは書ききれなかった事もいくつか御座いますが、

明日からの3日間、是非店頭にて直接もしくは遠方の方はお電話でお伝えできればと思っております。

是非、今週末は東日本橋ARCH TOKYOにてお会いしましょう~。

ARCH はら