CASEY CASEY 25SS / VERGE BIS JACKET

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CASEY CASEY (ケイシー ケイシー)

見るもの、着るものを魅了してしまうCASEY CASEYの洋服。
毎シーズン入荷を楽しみにしていただいている方も多いのではないでしょうか。
勿論、私もその1人です。

何故、私達がこんなにも虜になってしまうのか、、、

アンティークと呼ばれる古い洋服。
その時代の洋服は、今では簡略されるようなところも、抜かりなく手間暇かけてつくられており、言葉で言い現せないほど、当時の空気を纏っています。
時代は変わりますが、同じように人の手が加わって作り上げられるCASEY CASEYの服には“それ”は宿っていると感じます。
それが魔法にかかってしまったかのように私達を魅了するのです。

【24HV381 VERGE BIS JACKET – H CARD】
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥132,000- (inc tax)

ラペルドジャケットのようで、ワークジャケットのような“VERGE BIS JACKET”

フロントのボタンは4つ、ポケットは3つと、いわゆるフレンチワークジャケットのような面持ちのジャケット。
小振りの襟がまたそのイメージを変えてくれる。
クラシックなデザインを”今に”現代の落とし込む。
このCASEY CASEYのセンスに何度悶絶したことか、、、

今回“VERGE BIS JACKET”に使用されているこの“H CARD”という生地。
CASEY CASEYで良く使用される“TOUGH COTTON”よりも柔らかい生地で、“PAPER COTTON”よりも厚みがある生地。
ワックスコットンのような、ヌメ感がありながらもそれとはまた違った生地。
このアプローチもブランドの”らしさ”を感じます。

今時期はミドルゲージのニットにあわせても、負けない生地感でシーズンを跨いで着用できるのも”H CARD”の良さを感じます。
また、洗いこむこと、着こむことで生地の変化が生まれ、CASEY CASEY独自の経年変化を楽しむ事ができるはずです。

ブラックモールスキンのようなワークジャケットの雰囲気で着用するのもよし、ドレスのジャケットの雰囲気で着用するのもよし。
着用する人のスタイルに馴染むというのもCASEY CASEYの”らしさ”だと感じます。

フランスのアトリエにて生まれるCASEY CASEYの洋服。
世界中から選りすぐりの生地を集め、自分達が納得のいく素材に変貌させる。
ウォッシュ、ツイスティング、染色、全ての工程を手作業で行う事で存在感を放つ独自の生地に。
古き良き時代がそうであったように、手作業での物作りを続けているブランドも今や少なくなっています。

Archが軸としているジーンズ、軍パンに合わせたときに、CASEY CASEYの真骨頂を垣間見ることができると私は思います。

何かを訴えてくるような…この洋服が持つ圧倒的なオーラ。
色が落ちたジーンズ、軍パンにCASEY CASEYのジャケット。
これが究極のジャケットスタイルなのかもしれません。
まだCASEY CASEYを手にとったことがない方には一度袖を通していただきたく思います。

Arch東京店 中田