ANDERSEN-ANDERSEN / Navy Crew Neck

Share
this article

2009年デンマークのアンデルセン夫妻によってスタートした「ANDERSEN-ANDERSEN」。
海洋国家であるデンマークは昔からニット文化が非常に盛んでしたが、近年は後継者不足から産業が減少傾向にありました。
失われつつある伝統的なニット文化を後世にも引き継いでいきたいという思いから、セーラーセーターの原型を研究し、最高の毛糸を求め、手間の掛かる仕様を実現できるニッタ―を探し、そして創りあげられたのがANDERSEN-ANDERSENのセーラーセーターなのです。

Livestock farm, herd of sheep

ANDERSEN-ANDERSENではパタゴニア、ウルグアイ原産の100%ピュアメリノウールを使用しています。
紡糸する前にいくつかの工程を経て、繊維の直径、長さ、ウールトップの洗浄度、白色度などの点で品質基準が満たされているかのチェックが行われ、そうしたプロセスを経た後、紡績される独自の長繊維糸はしなやかで耐久性にも優れています。

Linking-the-knit-2

ボディやアームなど別々に編み上げられたパーツをつなぎ合わせる”リンキング”という作業もまた、高度に熟練された職人たちが担います。
非常に繊細で時間のかかるこの作業もANDERSEN-ANDERSENのセーターを語る上では非常に重要なポイント。
そうして完成するセーラーセーターは、長年の着用に耐えうる耐久性と繊細さを持ち合わせた唯一無二の1着です

IMG_5051
Color / OFF WHITE , HUNTING GREEN , NAVY
Size / XS , S , M
Price / ¥42,000-+tax

IMG_5062

デンマークで古くから着られている、船員や漁師、ハンターなどのニットウェアが基になったクルーネックニット。
前後どちらでも着ることのできるデザインは、忙しい船員が前後気にせずに着用できるように生まれたものだそうです。
モノとしての背景を感じさせる重厚感もまた魅力的…であれば当然重たさが気になる所ですが、意外にもこの手のニットにありがちな着用した際の重量感はそれほど感じず、とても着やすいものになっています。

IMG_5065

また、袖口は指ぬきがあり寒い日に親指を通せば手袋も必要ありません。
こういった部分にもシャギードッグセーターやアランセーターとはまた違った魅力の感じられる1着。
今日から10月に突入しました…そろそろこの辺りも視野に入れてみては如何でしょうか。

Arch STELLAR PLACE 川村