OUTIL / VESTE CAEN
ARCHが昔から提案しているフレンチミリタリーの名品の数々。
「世界一美しい軍パン」と言われたFRENCH ARMY M-47 TROUSERは、僕らArchのスタッフとしてもお客様にArchのスタイルを提案する上でも欠かすことのできないアイテムです。
戦闘服として支給されているものらしからぬシルエット、ディテール、そして生地、無骨で野暮ったいミリタリーウェアの中にエレガントな艶っぽさがある、こうしてフレンチミリタリーに魅了されていくのです、、
フランスという国が作る洋服に魅了されたOUTILデザイナーの宇多氏が作るコレクションには、古き良きフランスのミリタリーウェアやワークウェアーのエッセンスがふんだんに取り入れられています。
当時のミリタリーウェアにしか見られない実用性を兼ね備えたパターン、使い込むことで経年変化していく生地の雰囲気。
当時のミリタリーウェアやワークウェアがそう使われていたように、現代の日常着、すなわち「道具」として使うことができる洋服を、OUTILは作り続けています。
今シーズン新型となるVESTE CAEN。
1950年代〜1960年代にMARINE NARIONALで支給されていた作業用ブルゾンがデザインモチーフになっています。
海軍兵士が作業するときに着用していたブルゾンなので、着丈が短く、身幅にゆとりを持たせたシルエットが特徴です。
着用したときにウエスト周りにゆとりがあるので、厚みのあるインナーウェアを着用した時でも嵩張ることなく、楽に着用できるのもミリタリー由来のブルゾンらしいシルエットです
フロントに配された2つのフラップ付きのパッチポケット。
オリジナルは組下となるトラウザーズが存在するため、後ろの腰元にはボタンホールも配されるほどの再現っぷり。
OUTILの作る洋服は細部に至るまで忠実に作られます。
そのディテールが今の僕たちにとって必要か必要でないか、という事ではなくそれが「道具」として使われていた時代、”意味”があって備わっていたのであって、その一つ一つを忠実に作るということに意味があるのではないでしょうか。
生地にはスーピマコットンを限界まで高密度に打ち込んだ平織の生地を採用。
高密度に織り込むことで生まれるハリとコシがある生地と光沢を帯びているのが、エレガントで上品なフレンチミリタリーの雰囲気を感じます。
ブラックはブラックインディゴで染色しているため、生地は青が深くなっていき、オリーブはフレンチアーミーに見られるオリーブをイメージして染色されているので、ユーズドのミリタリージャケットのような経年変化をしていきます。
デニムジャケットを彷彿とさせるようなショート丈のブルゾン。
フレンチミリタリー直球のアイテムだけれど、アメリカンな要素を兼ね備えたジャケット。
OUTILオリジナルの生地で製作されることで色々なスタイリングが浮かんできますね。笑
ジャケットの中に忍ばせて着てみたり、ブラックインディゴの色味を生かしてモノトーンで着てみたり。
色々な形でこのフレンチミリタリーのブルゾンを着ていただけると思います。
着用を重ねることで、「道具」として着ていくことで体に馴染んでいくブルゾンに変化していくのです。
ぜひ店頭にてご覧ください。
Arch 小村
OUTIL / VESTE CAEN
MATERIAL / 100% COTTON
COLOR / BLACK , OLIVE
SIZE / 2 , 3 , 4
PRICE / ¥38,500- (inc tax)