“My First Alden” by 柳田
私にとってAldenは独り占めしたい靴。
以前、Aldenを履いて来店されたお客様から聞いたお話を今でも鮮明に覚えていて、私はそう考えています。
そのお客様は自分でオーダーしたわけではなく、ある日突然、自宅に届いたそう。
荷物の宛名には自分の名前ではなく、そのお客様の父親の名前が記されていました。
その荷物に同封されていた一足のAldenは、なんと7年前、自分の父親がオーダーしたものだったのです。
思いがけず送られてきたそのAldenを、今はそのお客様が大事に大事に履いている、と教えてくださいました。
洋服や靴についての知識が皆無だった高校生の頃、たまたま雑誌で見かけた”とある靴”に一目惚れし、写真に収めていました。
当時はなかなか手が出せない金額だったということもあり購入を諦めてしまい、幾度も幾度もその”とある靴”を何度も見返し、私にとってまるで雲の上のような存在だったのです。
それから数年経過し、ふとその”とある靴”を購入しようと、その写真を見返しました。
しかしその写真は上手く撮れていなかったということもあり、”とある靴”が日本のブランドのものなのか、海外のブランドのものなのか、はたまた現在生産されていたものなのか、不明点が多く、再び購入を断念したのです。
またそれから時を経てArchに入社し半年、Aldenを購入しようと決意。
特に何の前触れもなく、ただただ何となく札幌店に足を運びAldenを購入しにきた旨をスタッフに伝えました。
ブランノックディバイスで足を計測し、自分の足やよく当たってしまう場所を話しながら、唯一自分の足に合う靴を持ってきてもらい、その靴を見た時、自分の中で衝撃が走りました。
その靴こそ、高校生の頃、自分で写真に収めたその”とある靴”だったのです。
その靴を見て興奮冷めやらぬまま、値段など関係なしに購入を決意、そのまま履いて帰路につきました。
人生で初めて手にしたAlden、もとい”とある靴”とは、ブラックコードヴァンのCAP TOE BOOTS。
色々なモデルがあって好みも人それぞれだと思うが、自分にとってこのモデルは運命的な出会いだったと今でも思います。
モディファイドラストがなぜ履きやすいのかについては、ご存知のお客様もお多いはず。
米国製というところから何となく武骨なイメージが強いが、何処か英国らしさを彷彿とさせる綺麗なシルエット。
ロールアップした5 Pocket Pantsやミリタリーパンツは勿論、ドレストラウザーズにスタイリングしても格好良い。
こんな理想的な靴が他にあるのでしょうか。
一生涯私はこの靴を手放すことはないと確信しています。
この靴が持つ魅力や素晴らしさをもっと色々な人に知ってもらいたいです。
Aldenの魅力や素晴らしさを是非その目で直接確かめ、独り占めしたくなる気持ちを体感してほしいと切に願うばかりです。
・・・
Arch STELLAR PLACE スタッフ 柳田が、Arch本店で初めてAldenを購入したときのことを書いてもらいました。
Archにとって他に代えることできない唯一無二の靴、Alden。
米Horween社の肉厚なブラックコードヴァンを贅沢に使用したブーツが入荷いたしました。
こちらの詳細は明日のブログにて、、
ぜひお楽しみに!!
Arch 小村
・・・
通信販売も承っております。
お問い合わせは下記の連絡先までお願いいたします。