妄想シャツ
アメリカンカジュアルを代表するシャツと言えばなんだろうか。
ホワイトカラーが身に纏うシャツとは真逆…ネルシャツや開襟シャツが思い浮かぶ。
アメリカントラッドを象徴する人物”J.F ケネディ”が着ていたシャツとは真逆のオープンカラーシャツ。
反骨真や不良、自由の象徴のイメージがある開襟シャツ。
ヘミングウェイやギルスコット、アレンギンズバーグ、彼らが着ていた開襟シャツの着こなしは抜群でした。
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/c4f8f4249ad364393f8b78bf11ecef01.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/292346.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/lanita_1.png)
もし仮に、フランスに強い憧れを抱く一人のアメリカ人青年がいたとします。
彼は、ペンドルトン等のオープンカラーシャツも着るしミリタリーのアイテムも好んで着る。
カウンターカルチャーにシンパシーを感じ、もっぱら着るシャツは開襟シャツと決まっています。
そんな彼が、フランスに移住し、徐々にフランスかぶれになっていく…
環境も着る服も変化していく中で、大好きな開襟シャツを新調するならば、一体どんなシャツを着るんだろうか。
ちょっとミッドナイトインパリのストーリーをオマージュしていますが…苦笑
そんな妄想の元、真っ先に思い浮かんだのが、”ベージュの開襟シャツ”
フレンチの匂い漂うベージュカラー。
けど素材はツイルで無骨さが残る生地。まさにチノシャツのような。
そんな妄想を現実にするべく、rdv o globeに無理を言って別注製作したのがこのシャツです。
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/L1001469.jpg)
ベーシックなアメリカの開襟シャツを、rdv o globeのエッセンスで。
このニュアンスが、先の妄想に通づる部分だったのです。
縫製と生地を手掛けるのは、イタリア・GUY ROVER。
大味なアメリカとはまた違った、繊細な仕立てと上質な素材。
ミリタリー要素が残るツイル生地。
おそらくこんなシャツを欲しがるのではないかなぁ….
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/0325142659_623d52a3d0c8c.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/L1001470.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/L1001472.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/スクリーンショット-2022-05-24-19.36.12-774x1024.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/0519192844_62861bdc11b40.jpg)
![](https://archstyle.tv/wp-content/uploads/2022/05/L1001458.jpg)
開襟シャツとも言えるし、ミリタリーシャツの匂いもするBISHOP CH
フランス的解釈のこのシャツは、バスクシャツにジーンズ、足元はバレーシューズやローファー。
ベージュにブラウンで同じトーンでまとめるのもシックですよね。
完全に自己満ですが、妄想通り…いや以上の一枚だと思っています。
ARCH 宅見