KLASICA / CLS MK-03
コレクションブランドであるKLASICA(クラシカ)は、シーズンを跨いで同じ生地・同じパターンで洋服作りを行うことが多くありません。
シーズン毎のテーマに沿って同じパターンでも生地を変えたり、はたまた稀に見つかるデッドストックの生地をもとに新たなパターンを生み出したりと
目の前にあるKLASICAの洋服はそのシーズンでしか出会うことができない、まさしく一期一会のようなアイテムなのです。
今年の秋冬コレクションのKLASICAの新しいシャツ、ニューモデルとしてリリースされたCLS MK-03は、KLASICAデザイナー河村氏によって厳選された生地と新たなパターンによって生まれました。
バンドカラーデザインのCLS MK-01、小ぶりな襟が特徴のCLS MK-02、
そして今回の新型としてリリースされたCLS MK-03はレギュラーカラーデザインのシャツです。
クラシックなロングテールデザインは、KLASICAのシャツの特徴的なディテールの一つ。
CLSシリーズを特徴づける袖付け。
30年代のフレンチヴィンテージ・ワークウェアーを参考にしてデザインされたピヴォットスリーヴを採用。
脇下にマチをつけ、肩周りにゆとりを持たせることで腕の取り回しがストレスフリーなのです。
ただ腕を下ろすと綺麗に畳まれるので、外からの見え方は野暮ったくないところがポイント。
通常ワークウェアーに採用されるディテールをシャツに引用するところがKLASICAならではなのではないでしょうか。
今回採用された生地は77%オーガニックコットン・23%シルクの糸を高密度のに平織りにしたもの。
通常は紡績の段階で削ぎ落とされるシルクの落ち綿をネップのように散らし、スラブ生地のようなムラを作ることで、ヴィンテージ生地のような風合いに。
おそらくみなさんも初めて触った感触は、”思ったよりもハリがある”という印象だと思います。
僕も入荷・検品している時に思いましたから。。笑
生地の硬さがある分、着馴染ませた時の風合いの変化もまた楽しみな部分。
もちろん着用と洗濯を繰り返すことで生地も柔らかくなり、クタッとなった時がこの生地のポテンシャルが発揮されることでしょう。
真っ白ではなく生成りなので、ひょんな汚れも気にならず、デイリーユーズしやすい点も◎。
良い白シャツは、男のクローゼットに必要ですよね。
このCLS MK-03は、Archにとって切っても切り離すことができない白シャツ、というカテゴリでセレクトしました。
白シャツに5ポケットパンツ、白シャツにミリタリーパンツ、白シャツにグレートラウザース、白シャツにワークパンツ、、、
スタンダードでいてベーシックでもあり、オーセンティックな白シャツは、組み合わせを選ぶものがありません。
故に1枚とは言わず、2枚3枚と増えてしまう。
1枚1枚それぞれにキャラクターがあるので、一つとして同じものはないと自分に言い聞かせながら。笑
ぜひKLASICAを手に取ったことがない方は、一度ベーシックな白シャツから袖を通してみてください。
白シャツを持っている方は、また違った洋服体験ができるはずです。
ご来店の際には、ぜひおすすめさせてください!!
ご来店をお待ちしております。
Arch 小村
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